高校生でいま目標がなくても何の心配もありません
目標・やりたいことにはあなたのタイミングで必ず出会えます
目次
1.いま目標がなくても何の心配もありません
将来の目標は?何になりたいの?どんな仕事をしたいですか?と言われても、何をしたらいいかわからない人は大勢います。
目標とまでは言えなくても、ボンヤリしたイメージがある人もいるでしょうし、今の段階ではリアルに想像できない人もいるでしょう。でも、それが普通です。
高校生で将来の目標が見つからないことは決して悪いことではありません。
だから、将来の目標がないからといって気にすることはありません。

でも、高校を卒業する時は「進学する」「就職する」「留学する」など、何かの道を選択しなければなりません。そのときは「何かを選ぶ」必要があります。
自分で決められなければ、親や友だちの意見を聞くのもよいでしょう。
周りの人はあなたの「得意」を見抜いていることがよくあります。そこから「将来の目標」が見えてくることもあります。
まずは、自分でできることからはじめてみてください。
・目標がなければ、自分が好きなことは何だったかゆっくり考えてみる。
・それでも見つけられなければ、興味のある分野をいくつか覗いてみる。
・でも、無理にやりたくない目標を設定することはありません。

何もやりたいことが決まらなくても悪いことではありません。何にでもなれる可能性があると思えばいいのです。

2.将来の目標が見つかる時期は人それぞれ
サッカーや野球などプロスポーツ選手、将棋の棋士などは小学校時代から将来の目標を掲げています。
小さなころに自分のやりたいことを見つけて、そこ向けて努力を続けてくることができたわけですが、当時はとてもシンプルだったはずです。
好きなことに出会って、真面目に取り組んで、少しでも上手になろうと思った。こんな感じではないでしょうか?
どんなことでも、このシンプルな仕組みが基本です。将来の目標が見つかった人はその世界に進めばいいですし、今将来の目標が見つかっていない人でも、何かのタイミングで必ず変化する時期がきます。
そのタイミングを逃さないように、自分の好きアンテナを張っていてください。
高校卒業時に、自分のやりたいことが見けられたこと自体がラッキーです。
大学や専門学校で好きなことに出会えたり、気づけたらそれもラッキーです。

将来の目標が見つかる時期、何か集中することに出会えたり、好きなことに気づく時は人それぞれです。
時期は違っても、それがあなたにとって最高のタイミングだということです。
だから、いま目標がないとしても全く気にすることはありません。目標にはあなたのタイミングできっと出会えます。
3.どの道でも頑張りたくなる時がくる
不思議なもので、どの道に進んでも頑張りたくなる時が必ずきます。ヒトは心の底でそういう気持ちを少なからずもっているのものです。
「誰かに云われてそう思う人」「映画やテレビを見てそう思う人」もいるでしょう。
これまでそういう気持ちを持ったことがない人は、これからそういう機会を楽しみにしてください。
マラソン経験のない人に42.195kmを走ってほしいと頼んでも誰も走らないでしょうが、マラソンで自分の記録を更新したい人は頼まれなくても苦しいトレーニングをして走り出します。
どの分野に進んでも頑張る必要はあります。
ただ仕方なく頑張るか、自分の意志で頑張るかの違いはあります。
どうせなら自分で決めた分野で頑張った方がよいでしょう。
4.やりたいことが見つかったら、その仕事に選ばれたということ!
どの段階で将来の仕事に出会えるかは、人それぞれ違います。ただひとつ言えることはやりたいことが見つかった時点で「その仕事に選ばれた」ということです。
「その仕事を通じて社会の役に人の役にたちましょう」という天のサインと思ってください。
あなたに訪れたひとつの出会いです。これは素晴らしいことです。
高校生の時点で目標がなくても決して悪いことではありません。
やりたいこと、頑張りたいことには必ず出会えます。
みんな最初から上手なことはありません。
好きなことに「一生懸命」取り組むことで、もっと好きになったり、上手になったりするのです。
あなたが頑張れることとの出会いを楽しみにしてください。
5.進学するなら本当に好きな分野へ
高校卒業後、就職するのも一つの選択肢です。
どうしても「進学して勉強」したくないのであれば人より早く社会に出て「社会を勉強する」ことだって立派な進路です。
でも、もし進学をするのであれば、将来の仕事を意識した進学がよいでしょう。
特に目標もなく進学しても構いませんが、学費はかかりますし、何のために通学しているのか、試験勉強しているのか、考えてしまうのではないでしょうか。
だから、大学に行くにしても専門学校に行くにしても、進学するのであれば、本当に自分の好きな分野を選ぶことをおすすめします。

あなたの希望に沿った進学ができるよう応援しています。