「大学中退の最終学歴」は高校卒業・履歴書は「中途退学」と記載

 「大学中退」という学歴はありません

大学を中退した場合、最終学歴は「高校卒業」となります

「大学中退」という学歴は存在しません

これは、学校教育法で定められている学歴の定義によるものです

最終学歴とは

その人がこれまでに修了した「最も高い教育機関の段階」を指します

たとえば
大学卒業後に専門学校を卒業した場合、「最終学歴」は、大学卒業になります

高校卒業後
専門学校を卒業した場合、「最終学歴」は、専門学校卒業になります

大学中退後
専門学校を卒業した場合、「最終学歴」は、専門学校卒業になります

履歴書に大学中退は書くべき?

大学中退は最終学歴にはなりませんが、履歴書には記載する必要があります
事実を記載しないと空白期間が生じてしまうので、「学歴詐称」とみなされる可能性があります

履歴書の学歴欄には、「入学した大学名 中途退学」と記載するのが一般的です
「中退」と略さずに「中途退学」と正式名称で記載するのが丁寧です

例)
〇年〇月
〇〇大学○○学部○○学科 入学

△年△月
〇〇大学○○学部○○学科 中途退学

大学中退後の進路

いま、大学のミスマッチが問題になっています

私立大学の6割が定員割れの状態で、大学入試の「手続き化」により入学が容易になった影響が大きいと言われ、特に文系学部に目立つ傾向があるようです

そもそも大学に向いていなかった学生は入学後に「大学に合わない」ことに気づき、退学する人は年間6万人、その他 休学する人も年間6万5000人います

大学中退後の進路は、就職、フリーター、専門学校など、人によって異なります。 状況に合わせて、最適な進路を選択することになります

「高校卒」と「専門学校卒」の求人社数の差は5倍

正確な社数を把握することは難しいですが、一般的に、大学・専門卒の求人数は高校卒の求人数よりもかなり多いと言われています

具体的な割合としては、求人サイトやハローワークのデータなどを参考にすると、大学・専門卒の求人数は高校卒の求人社数よりも5倍以上になることもあるようです

ただし、この割合はあくまで目安で時期や業界、職種によって大きく変動します

たとえば、高度な専門知識やスキルを必要とする職種では、大学・専門卒の求人が圧倒的に多くなります

一方、人手不足が深刻な業界(介護、建設、運輸など)や、未経験者歓迎の職種(販売、事務、倉庫、工場、軽作業など)では、高校卒の求人も比較的多く見られます

専門学校は学生1人あたり数社~十数社の求人

専門学校には、毎年それぞれの業界から「新卒採用」の求人依頼があります

その数は、学生1人あたり数社~十数社にもおよびます

つまり「企業から直接オファーが届く」のが専門学校の就活の基本です

それに対して、大学は「学生が自ら1社づつエントリーシートを提出する」売り込み型の就活です

将来的にも「専門学校卒」の方が就職に有利です

大学を卒業しても3年以内に35%の人が転職する時代ですから、転職することは特別なことではありません

しかし「高校卒」か「専門学校卒」か転職の際も少なからず影響は出てきます

社会に出れば「実力勝負」ですから、独立して仕事をする人には「高校卒」でも「専門学校卒」でも関係ありませんが、就職する人には「学歴」も必要であることが多いようです

どの道が正解かは誰にもわかりません
ですが、進んだ道で「自分をどう生かしていくか」は取り込み方ひとつです

あなたの理想に合った未来になるよう応援しています

大学を辞めた時が大事です

もし、うつ状態を感じていたら、まずは「内科」の先生に相談しましょう
休学も選択肢ですが、気持ち的に同じ大学へ復学は難しいと思われます
主な選択大学中退(高卒) 就職やり直す肩書 他の大学資格取得 ・技術 専門学校
メリット収入を得ながらキャリアアップを目指せる大学卒の肩書を得て、就職の選択肢が広げる国家資格や知識・技術の習得。独立開業も
デメリット大学中退で、選択できる職種が限定される場合もあります大学に対する抵抗感、違和感。卒業まで学費や生活費が必要本人がやりたい分野を決める。卒業まで学費と生活費が必要
就活流れ社会全体で人材不足のため仕事を選ばなければ就職はできます学生が1社ずつエントリーシートを提出する売り込み型の就職学生1人あたり十数社の求人オファーが届くスカウト型の就職

進学も再スタートも確実に開く未来

不安要素を解決しましょう
目的で選ぶ専門学校に偏差値基準は無し
未経験でもゴールが見える専門学校
気持ちの切り替えうつ状態を感じたらまずは、「内科」で大丈夫
かかりつけのお医者さんに相談できます
学歴はどうなる?大学中退の学歴は「高校卒」
専門学校の学歴は「専門学校卒」です
履歴書にも書けます
大学編入もできる専門学校卒は、大学に編入も可能です(3年or2年)
学費について専門学校でも、学費の分割が可能です(半期、毎月など)
雰囲気と授業専門学校は4人に1人が大学中退・社会人など「高校既卒者」
授業のすすめ方は、高校に近いイメージ
資格・スキル・就職国家資格、技術、を最短で効率よく修得できます
学生1名に十社以上「オファー」が届くスカウト型の就活
どの分野がいい?未経験でも大丈夫、気になる分野は、学校見学をおすすめ
やりたいことがない場合、進学せずに就職する道も進路です
専門学校は都道府県の認可校です