専門学校「保護者の意見欄」書き方・例文

保護者と専門学校の約束

「保護者の意見欄」は、保護者が学生の進学に同意しているか、または理解しているかを確認するのが目的です

家庭内で意見が一致していない場合、学業への影響や不登校などのリスクを防ぐための確認も含まれています

保護者は学生の性格や特性をよく理解していると考えられるため、学校や学科が学生に適しているかを第三者的な視点から確認する目的もあります

保護者の意見は、学校生活や学業に関する重要な情報で、専門学校との共有情報となるので、できるだけ誠実に記入すると良いでしょう

保護者の意見書

進路を応援している気持ちを全面に

1. 子どもの意思を尊重する

  • 「子どもの進路を応援する」という姿勢を明確に伝えることが大切です

  • 例: 「本人が強く希望しているため、全面的にサポートしたいと考えています」

2. 専門学校での学びへの期待を示す

  • 専門学校の特色や学ぶ分野が、子どもの目指す将来に合っていることを伝えると良いです

  • 例: 「この専門学校で学ぶことで、将来の夢を実現するための力を身につけてほしいと考えています」

3. 現実的なサポート姿勢をアピール

  • 経済的な面や精神的な支援の用意があることを簡潔に書きましょう

  • 例: 「学費や生活面での支援をしっかり行い、安心して学べる環境を整えたいと思います」

4. 具体的なエピソードや性格面に触れる

  • 子どもの適性や努力してきた姿勢に触れることで学校側に好印象を与えます

  • 例: 「幼いころから○○に興味を持ち、積極的に取り組んできました」

5. ポジティブかつ簡潔に

  • ネガティブな表現を避け、前向きで分かりやすい文章を心がけましょう

  • 文字数指定のない場合は、200~300字程度を目安にします
満開の桜

例文をご紹介

その専門学校の分野や資格などによって異なります
参考としてお考えください(例文は300字程度です

例-1.高校から専門学校に入学

〇〇専門学校 入学願書提出にあたって

息子(娘)は小さい頃から〇〇に興味があり、高校に入りさらに興味を深め、将来は〇〇の仕事に就きたいと希望するようになりました。

〇〇学科は〇〇の実習が豊富である点に魅力を感じました。少人数制の授業で、一人ひとりに目が行き届く教育体制も心強く感じています。

息子(娘)は几帳面で真面目な方ですが、集団行動に慣れていないため、少し不安もあります。ただ本人は、周囲とのコミュニケーションを円滑にするよう、努力もしているので応援していきたいと思います。

〇〇専門学校で、専門知識を身につけ、社会で活躍できる人材に成長することを心から期待しております。ご指導のよろしくお願いいたします。

例-2.大学中退から専門学校に入学

〇〇専門学校 入学願書提出にあたって

息子(娘)は、大学で〇〇(学部名・学科名)を専攻しましたが、入学当初から大学の理論的な授業に馴染めずにいたようです。

大学1年の夏休みに、今後の学生生活について相談を受け「より実践的なスキルを身につけたい」と考えていると知り、一緒に今後のことを考えてきました。

〇〇(学科名)において〇〇(具体的なカリキュラムや強み)に力を入れていることや、就職指導も充実しているを知り、息子(娘)の希望に合致すると思いました。

〇〇専門学校で専門知識と実践力を身につけ、将来は〇〇(具体的な目標)として活躍できるよう応援していきたいと思います。よろしくお願いします。

例-3.フリーランスから専門学校に入学

〇〇専門学校 入学願書提出にあたって

息子(娘)は、高校卒業後、〇〇関連の会社(会社名)に就職して社会人として経験を積んでまいりました。

しばらくして会社や仕事の将来性を悩んだ末に、会社を離れフリーランスという道を選択しました。その間、今後の仕事に関する資格や就職について子どもと一緒に調べてまいりました。

そんな中、〇〇を専門的に学びたい、〇〇の会社に就職したいという強い意志を持ち始め、〇〇分野で自らの目標に向かって進むことを決めました。

息子(娘)の決意を尊重し、〇〇専門学校〇〇学科での学びを全力でサポートしたいと考えております。ご指導のほどよろしくお願いいたします。

保護者の意見欄は、保護者を通じてお子様の意欲をアピールする大切な機会です

これらの例文を参考にして、具体的かつ熱意を込めて作成してみてください

お子様の希望に沿う進学ができるよう応援しています

進学も再スタートも確実に開く未来

専門学校は都道府県の認可校です
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