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志望理由のポイント

高校生・大学中退者・社会人共有
ポイントは大きく分けて3点です

1.なぜその専門学校なのか?

その学校ならではのカリキュラムや実習、先生や在校生の印象など、他の学校と比較してあなたの感じた魅力を具体的に述べましょう

オープンキャンパスに参加した経験があれば、その時の感想なども加えると良いでしょう

2.なぜその学科なのか?

その学科で学びたいことや、将来目指す仕事などを具体的に述べましょう

なぜその分野に興味を持ったのかを説明すると説得力が増します

3.入学後や将来の抱負

学校で学びたいことや、将来の目標を具体的に述べましょう

学校生活に積極的に参加したいという意欲や、将来社会に貢献したいという熱い思いを伝えましょう

注意点

ウソはつかない

自分の言葉でありのままの気持ちを伝えましょう

具体的に書く

抽象的な表現ではなく、具体的に説明しましょう

熱意を伝える

入学したいという強い気持ちを伝えましょう

志望理由の文字数の準備と例文

事前に自分の興味、関心などを把握しましょう

志望校のホームページやパンフレットを見て、学校の特色や魅力を確認します

可能であれば、オープンキャンパスに参加して先生や在校生の話を聞いてみましょう

志望理由の文字数

400~800文字が一般的です
あまり短いと具体性や熱意が伝わりにくくなりますし、長すぎると要点がぼけてしまいます

文字数指定のある場合は、9割以上の文字数を心がけてましょう

たとえば、400文字以内の指定であれば360文字程度になります

イメージとしては次のような構成でまとめるとよいでしょう

文字数はあくまでも目安です

構成のイメージ

導入(50~100文字)
簡単な自己紹介や、志望理由の概要

具体的な志望理由(150~300文字)
なぜその学校を選んだか、どこに魅力を感じたか

体験や興味など(150~300文字)
これまでの経験や、興味のあることを専門学校で高めたい、実現したいなど

将来の展望(50~100文字)
専門学校の学びをどう活かして、将来どういうキャリアを築いていくか

志望理由の作成

これらをもとに、志望理由を作成しましょう

入試の形式や、求められる文字数などを確認し、それに合わせて調整しましょう

次に例文を紹介しますが、自分の言葉で熱意を持って書くことが大切です

※専門学校の面接では、必ず志望理由を聞かれるので、事前にまとめておくと「面接準備」にもなります

志望理由書の例文

例文-1 ~高校生~

私は幼少期から料理に興味があり、家族や友人のために様々な料理を作ることが喜びでした。将来はプロのシェフとして自分のレストランを持ち、多くの人に美味しい料理を提供したいと考えています。〇〇専門学校の〇〇科は、豊富な実習時間と専門的な指導が魅力であり、ここで学ぶことでプロフェッショナルとしてのスキルを身につけられると考えています。専門学校での学びを通じて、料理の技術と知識を深め、夢の実現に向けて一歩ずつ進んでいきたいと思います

例文-2 ~大学中退者~

高校時代、美容師に憧れがありましたが、高校から大学を勧められ親とも相談して大学の文系学部に進学しました。大学生活の中で次第に違和感を感じ親に伝えたところ理解を得られ、大学を辞めて美容専門学校に再進学する後押しをしてくれました。〇〇専門学校は、学費を抑えしかも分割支払いで美容師免許を取れることと、先生と在校生がとても親しく接していたので私もこの学校で勉強したいと思いました。将来はブライダルヘアメイクやヘアメイクアップアーティストとして活躍できるようにないたいです

例文-3 ~社会人~

子ども服の会社に就職してから幼児教育に強い関心を持つようになり、今は子どもたちの成長と発達を支援する仕事に就きたいと考えています。高校時代に保育園での仕事体験を経験し、その中で子どもたちの笑顔や成長を見守る喜びを感じたことも影響していると思います。〇〇専門学校の〇〇科は、実践的な学びが多く、現場で役立つ知識と技術を習得できると考えています。ここで学ぶことで、子どもたちの未来を支える教育者として成長し、社会に貢献できる存在になりたいと強く願っています

志望理由は、あなた自身をアピールする大切な機会です

これらの例文を参考にして、あなたの志望理由を具体的かつ熱意を込めて作成してみてください

あなたの希望に沿った進学を応援しています