大学中退は親泣かせ?親の気持ち_心配は当然・次どうするの?

大学中退は「親泣かせ」なのか?

「もう限界かも」「やめたいかも」
そんな思いがよぎったとき、
「親に申し訳ない」と悩む人は少なくありません

それだけ“親を大切に思っている”証拠です

でも、大学をやめたいと思うのは、甘えでも逃げでもなく、
自分の人生を見つめ直す大切なタイミングかもしれません

中退は昔よりずっと一般的になってきている現実もあります

だから、「親泣かせ」と自分を責め過ぎず、これから先を考えていきましょう

親はどう思うだろう?

多くの親は、中退の話に驚いたり、反対したりします
心配して、悲しむのが普通です

冷静に対応できず、あなたを責める親もいるでしょう
なかには、裏切られたと思う親だっています

それらの言動の背景にあるのは
将来に対する不安、世間体への戸惑い、自分の子育てへの迷いなど、様々です

それは決して、あなたを否定してるのではなく、
親自身もどう受け止めていいか迷っているのです

親も「正解のない状況」に向き合っていて
「この先、大丈夫かな?」という心配や戸惑いからくるものです

これらは全て、あなたを思ってこその反応だということを理解してあげてください

でも、あなたの気持ちは間違ってない

しんどい気持ち、無理して笑ってる日々
夜寝ても眠りが浅い、学校に行くのも気が重い…..

それを我慢し続けることが「正解」ではありません

今のままではつらい

そう感じているあなたの思いは、きっと正しいに違いありません

・授業についていけない
・本当に学びたい内容ではない
・思っていたのと違う

理由は人それぞれです
でも、つらいと感じているのは本当の気持ちです

まずは自分の気持ちを否定しないでください

親との向き合い方:気持ちを伝えるには?

感情だけで「もう無理!」とぶつかると、
親も驚いてうまく受け止められないことがあります

だからこそ、
・なぜやめたいのか
・やめたあと、どうしたいのか

自分なりに考えて、整理して伝えることをおすすめします
中退後にどうしたいか、具体的に話せると安心につながります

言葉でうまく言えないときは、手紙やメモでも気持ちは伝わります

身近で信頼できる第三者に入ってもらうのもひとつの方法です

中退は“通過点”──その後の選択肢はたくさんある

大学をやめても、道はいくらでもあります。

・専門学校に行く
・働いて経験を積む
・別の学校で学び直す
・資格を取得する
・趣味や特技を生かしてビジネスをはじめる
・やりたことを見つけ直すための時間をつくる

中退をきっかけに、自分に合った道を見つけた人もたくさんいます

まとめ:中退をきっかけに「自分の人生」を歩む

親を悲しませたくない、迷惑をかけたくない
そんなふうに思えるあなたは、ちゃんとやさしい人です

でも、いちばん大切なのは、あなたがどう生きるかです

親は、あなたがこれから先、どうしたいかを知ることで
安心しますし、そこに希望も持ち、応援もしてくれます

中退は「失敗」じゃなく、「選択」です

自分の人生を、自分の足で歩んでいきましょう

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