高校進路希望調査 保護者欄 書き方例文

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実施の目的・高校側が知りたいこと

高校の進路希望調査は、生徒の進路希望を把握し、適切な進路指導を行うために実施されます。高校側は、主に以下の情報を知りたいと考えています。
三者面談の際の参考資料となりますので、学校側に伝えておきたいことや相談したいことがあれば、積極的に記入しましょう

1. 生徒の進路希望の傾向

2. 生徒の進路選択の状況

3. 進路指導に必要な情報

  • 保護者の意向(子どもの希望と異なる場合もあります)
  • 経済的なこと

ポイントと構成

子どもの希望に対する理解

子どもの希望する進路について、理解していることを示す

希望理由への共感

子どもの希望理由に共感する、評価する点を具体的に述べる

保護者としての意見

保護者としての意見や考えを、具体的な根拠とともに述べる

将来への期待

子どもの将来に対する期待や、応援する気持ちを伝える

高校への協力姿勢

高校側の進路指導に協力する姿勢を示す

例文1:お子様の希望を尊重する場合

本人は、以前から〇〇(進路希望)に関心を持っており、〇〇(具体的理由)といった理由から、〇〇(学校名・学部名)への進学を強く希望しています。私も〇〇(息子・娘)の将来性を考慮し、本人の希望を尊重したいと考えております。本人の夢が実現できるよう、精一杯応援していきたいです

例文2:保護者の意見が異なる場合

本人は、〇〇(学校名・学部名)への進学を希望していますが、〇〇(具体的理由)といった理由から、〇〇(学校名・学部名)も検討してみてほしいというのが私の考えです。最終的には本人の意思を尊重しますが、後悔のない選択をしてほしいと願っています

例文3:お子様の適性を考慮する場合

本人は、〇〇(学校名・学部名)への進学を希望していますが、〇〇(具体的理由)といった理由や、本人の性格や適性を考慮すると、〇〇(学校名・学部名)の方がより能力を発揮できるのではないかと考えています。進学は背伸びをせず自分らしく成長できる道を選択してほしいと思っています

例文4:大学進学を希望している場合

本人は大学進学を希望しております。家庭でも話し合いを重ね、入れる大学に学びたい分野があるなら進学を後押ししたいと考えております。一方、本人の学力で授業についていけるか不安な面もあります。大学に馴染めずに退学する学生も多いと聞くので、アドバイスをいただけますと幸いです

例文5:専門学校への進学を考えている場合

本人は以前から○○(例:保育士、調理師、美容師)に強い関心を持っており、将来はこの分野での仕事を目指したいと考えています。家庭でも話し合い、大学ではなく専門的な技術を学べる専門学校への進学がよいのではないかという結論になりました。奨学金などの情報提供をいただけると助かります

例文6:進路が決まっていない場合

現時点では、本人の希望が定まっておらず、進学(大学・専門学校)・就職のどちらがよいのか迷っています。今後、オープンキャンパスや職業体験などを通して選択肢を広げたいと考えております。好きなことがあればその分野に進むのが本人に合っていると思います。いろいろな情報をいただけるとありがたいです

例文7:就職を希望している場合

本人は進学よりも早く社会に出て働きたいという考えを持っており、就職を希望しています。家庭でも話し合いましたがその意志は固く、適性を考えた上で賛成しています。ただ、高卒の学歴と専門学校卒の学歴では、求人情報に差があると思いますので、具体的な情報をいただけるとたいへんありがたいです

保護者の意見は「子どもの希望を尊重しながら、家庭でどのように考えているか」を簡潔に伝えることがポイントです

これらの例文を参考に、お子様の状況に合わせて、保護者としての意見を率直に伝えてください

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