「選んだつもりの進路」──実は“選ばされている”のでは?
第1章 大学の“空席”が進路に影を落としています
第2章 推薦枠を使えば「進学実績」になる高校
第3章 本当にそれ、あなたの希望ですか?
第4章 “選ばされる進学”から、“選ぶ進学”へ
進路は「選ばされた道」ではなく、「自分で選んだ道」にしよう
専門学校を見てみる
「選んだつもりの進路」──実は“選ばされている”のでは?
高校の進路指導は、生徒の意思や適性を大切にし、その人らしい将来をサポートするもの
けれど実際には、「行ける大学」が優先され、「生徒の資質や適性」は置き去りで「本当に行きたい道」は見えづらくなっているのが現状です
いま、一部の高校の指定校推薦では、
「人気のない大学・学部の中から選ばせる」“進路指導”が行われています
つまり、「大学に行ける」という情報だけが独り歩きして、
「実は、学生の集まりが悪い大学・学部」を選ばされていることに、気づいていないことがあります
→ 高校の三者面談で「この大学なら推薦があるよ」と言われたら読む話
そんな、“大学進学ありき”の空気は、進学後に様々な悲劇を生んでいます
第1章 大学の“空席”が進路に影を落としています
少子化の影響で、大学は今、定員割れが当たり前になっています
私立大学の6割が定員割れの状態
→ 大学全入時代の落とし穴|27年卒採用減など最新ニュースで解説
人気がなく受験生が集まらない大学や学部は、生き残りのために、指定校推薦や総合型選抜(AO入試)を大幅に拡大
→ 指定校推薦の被害「大学進学のカラクリ」─誰のための進路指導か
その結果、偏差値の低い高校にもどんどん推薦枠が広がり、
「誰でも大学に入れる時代」になっています
入試が「手続き化」され、試験というより「応募」と言ってもいい状況です
その一方で、保護者の「大学だけは出てほしい」という思い、
高校側の「進学率を上げたい」という思惑を、大学側はしっかり見ています
大学で大丈夫?→専門学校がある
【とりあえず大学ではない、専門学校という選択肢】
「就職ミスマッチ」があるように「大学ミスマッチ」だってあります。進学目的がはっきりせず、モヤモヤしたまま大学に行って辞める人が増えています。
【AI時代の就職、知っていますか?】
企業が求めるのは「○○大学卒」ではなく「◎◎ができる人」。
資料作成や企画書はAIに任せる時代。求められるのは、AIを使いこなす/AIに代替されない専門スキルです。
【メンタル面でも専門学校が有利】
大学で見られる「授業についていけない」「置いてきぼり」がない。
少人数制で面倒見がよく、資格取得まで手厚くサポート。
就職も企業から学校に求人が来るオファー型で、一人で悩む必要がありません。
→ AIで仕事はどうなる?高校生のための進路とキャリアガイド
第2章 推薦枠を使えば「進学実績」になる高校
高校にとって、「大学への進学率」が大事な指標になっています
「うちの高校から何名大学に進学しました」という、宣伝用の実績作りです
校長からは「今年の大学進学の目標は、○○名」と、指示が出ています
そのため、大学の指定校推薦枠も使って、できるだけ多くの生徒を大学に送り出す動きが加速しています
三者面談でも、「この大学なら推薦があるよ」「いまならまだ空いてる」と、
“枠ありき”で話が進むことも
→ 高校2年で進路が決まっていないけど、何か問題ありますか?
でもそれは、生徒の希望より先に「大学進学」という前提があるということです
すでに「選ばされている進学」になっているのです
→ 指定校推薦の退学者が増加中|高校と大学の”取引”に生徒は不在
第3章 本当にそれ、あなたの希望ですか?
「大学に行きたい」と言ったけど──それ、本音ですか?
面談で「大学に行きたい」と言う生徒の中には、
「そう言っておけば安心されるから」と本音を隠している人もいます
実は、選んでいるようで選ばされている──そんなケースが増えています
専門学校という選択肢は、あまり“見えていない”
多くの高校では、大学情報が優先され、専門学校の紹介は後回し。
親世代の「大学=正解」「専門=妥協」という思い込みも根強く、
専門学校に興味があっても言い出しにくい空気もあります
「やりたいことがない」は、本当にそう?
「やりたいことがないから、とりあえず大学へ」という人もいますが、
それはまだ出会えていないだけかもしれません
専門学校には、職業に直結した多様な学びがあります。
オープンキャンパスや説明会に参加することで、新たな興味が芽生えることもあるのです
→ 「やりたいことがない」高校生、本当は「言えないだけ」かも
「とりあえず」で決めた進学は、あとから悩みやすい
なんとなく進学すると、あとでこう思う人もいます
・「思っていた勉強と違った」
・「大学に向いてない」
・「自分には合っていなかったかも」
・「辞めたい…..」
進路は、自分の意思で選ぶことが何より大切です
誰かの期待ではなく、自分の気持ちに正直に向き合ってみましょう
第4章 “選ばされる進学”から、“選ぶ進学”へ
大学に行くことが悪いわけではありません
でも、「この大学に決めた理由は?」と質問されて、
「推薦枠があったから」としか答えられないなら、ちょっと立ち止まってほしいのです
自分は何を学びたいのか?
どんな働き方・生き方をしたいのか?
進路を“選ぶ”には、まず自分を知ること、知ろうとすることが必要です
そのうえで、大学・専門学校・就職などをフラットに見比べる
→ Fランク大と専門学校を選ぶ前に知っておきたいこと
選ばされるのではなく、「納得して選ぶ」ことで、自信を持って進むことができます
進路は「選ばされた道」ではなく、「自分で選んだ道」にしよう
進学した後、ふと振り返ったときに、
「なんでこの道を選んだんだっけ?」と疑問を持たないように
→ 高校生「親が言うから」の進路、納得感がないと後悔することに
「この道を選んでよかった」と思えるように
その一歩は、「誰かに選ばされた進路」ではなく、自分の意思で選ぶ進路にしよう
「とりあえず大学」で後悔する人は多い。企業の評価は「どこを出たか」より「何ができるか」です。社会でちゃんと生きていけるように育ててくれる専門学校。一度見てみませんか?
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