指定校推薦の中退_進路指導で教えてくれない“中退者”の話

高校の先生が言うことは、信じたくなるものです

とくに三者面談などで話される進路の話は、保護者にとっても大きな決断のきっかけになります

でも、その進路指導で語られるのは、決まって「うまい話」ばか

「いまなら指定校推薦で〇〇大学に行けますよ」と言われたとき、その先に待つ現実まで想像できているでしょうか

今、指定校推薦で進学した学生の中退(中途退学)が問題になっています
しかしその話は、高校の進路指導では、ほとんど語られません

👉関連記事 → 指定校推薦の退学者が増加中|高校と大学の”取引”に生徒は不在

なぜでしょうか──
それは、高校側にとって「都合の悪い話」だからです

指定校推薦は、本来、学力や人柄が安定している生徒を、大学が「この生徒なら間違いない」として受け入れる制度です

しかし、最近はこの制度を利用して進学した学生が、入学後に中退するケースが増えています

理由はさまざまです

・学びたい内容と違った
・講義についていけなかった
・目的が持てず、通う意味を見失った
・もともとその大学に行きたかったわけではなかった

つまり、「向いていなかった進路だった」ことに、あとから気づいたのです

👉関連記事 → 「指定校推薦で大学に行ける」はゴールじゃない。高校生と保護者に読んでほしい話

なぜでしょう?

その原因の多くは、「指定校推薦ありき」の進路決定にあります

👉関連記事 → 大学誰でも入れる時代|「入れる」と「続けられる」は別の話

進路指導は本来、「その人の人生」に向き合うべきものです

生徒の特性や希望をもとに、どんな道が合っているのかを一緒に考えることが求められます

ところが実際には、多くの高校で、「大学進学実績」を第一に考える体制ができています

👉関連記事 → 高校進路指導の問題点──それって進路ガチャじゃないの?

生徒ひとりひとりの人生より、
「うちの高校から何人が〇〇大学に進学したか」が優先されている面も少なくありません

進路指導が「助言」ではなく「誘導」になっている場面も少なくありません

中には、ほぼ強制的に進学先が決まるような指導を受けた生徒もいます

大学で大丈夫?→専門学校がある

【とりあえず大学ではない、専門学校という選択肢】

「就職ミスマッチ」があるように「大学ミスマッチ」だってあります。進学目的がはっきりせず、モヤモヤしたまま大学に行って辞める人が増えています。

【AI時代の就職、知っていますか?】

企業が求めるのは「○○大学卒」ではなく「◎◎ができる人」。
資料作成や企画書はAIに任せる時代。求められるのは、AIを使いこなす/AIに代替されない専門スキルです。

【メンタル面でも専門学校が有利】

大学で見られる「授業についていけない」「置いてきぼり」がない。
少人数制で面倒見がよく、資格取得まで手厚くサポート。
就職も企業から学校に求人が来るオファー型で、一人で悩む必要がありません。

高校のパンフレットやWebサイトでは、
「〇〇大学に〇名合格!」といった実績が大きくアピールされます

でも、進学後に退学した生徒の話は、どこにも出てきません

実は、指定校推薦で大学に入学した生徒が退学した場合、
大学から高校に必ず連絡が入る仕組みになっています

つまり、高校はその事実を知っているのに、発信していないのです

「都合のいい話だけを見せる」

テレビの情報番組や企業の広告でもよくあることですが、
それが、生徒の人生に大きく関わる、高校の進路指導でも起きているということが問題なのです

高校生と保護者は、現実に目を向ける必要があります

👉関連記事 → 大学全入時代の落とし穴|27年卒採用減など最新ニュースで解説

保護者を交えた三者面談は、多くの場合で「進路決定の場」となります

この場でよく言われるのが、

・「この成績でも、〇〇大学に推薦で行ける」

・「あとは後期、頑張ればいける」

といった、大学進学を前提とした言葉です

その流れのまま、

「高校から推薦してもらえるなら安心」
「大学に行けるならそれでいい」と考え、

進学を決めてしまうご家庭も多いでしょう

👉関連記事 → 高校の三者面談の前に、保護者が知っておきたい「大卒就職」の現実

でも、それは“自分で選んだ”進路とは言えないかもしれません

ある意味、“選ばされている進路”ではないでしょうか

本当にその進路が自分に合っているのか、立ち止まって考える機会が奪われてしまっているのです

進路を「大学進学」に限定するような発言も、現場では少なくありません

・「専門学校に行くなら推薦しない」

・「医療系以外の専門学校は認めない」

といった声が、実際に高校の進路指導で伝えられています

大学以外の道を考える生徒に対し、まるでそれが「ダメな選択」であるかのような対応がされるのです

通っている高校がどうしても専門学校への進学を認めてくれないため、

・「通信制高校に転校して、そこから専門学校に進学した」

といった事例もあります

進路の主役は生徒本人のはずです
にもかかわらず、「高校の実績づくりのために選ばされる進学」がいまだに続いています

この記事の目的は、「高校を疑え」ということではありません

ただ、すべてを鵜呑みにしないでほしいということ

見せられている情報が、ほんの一部である可能性を知っておいてほしいのです

指定校推薦で進学した後に退学する人が、なぜ増えているのか
そこには、本人の意思より、周囲の期待で選ばされた進路があったかもしれません

高校の進路指導に任せきりにするのではなく、
「この進路は本当に自分に合っているか?」という問いを、本人も、そして保護者も持ってほしいのです

未来は、学校の実績のためにあるのではありません

自分が納得して歩ける道を、自分で選ぶために──その視点を、忘れないでください

「とりあえず大学」で“ついていけない” “退学”など入ってから気づく人は多い。就活の評価は「どこを出たか」より「何ができるか」です。社会でちゃんと生きていけるように、育ててくれる専門学校。一度見てみませんか?

資格・スキル×就職支援=専門学校
進路の選択肢は、あなたが思っているより広いかもしれません
やりたいことが決まっていなくても大丈夫
分野を見ているうちに、「これかも」と思えるものが見つかります
保育・幼稚園
保育専門学校先生と学生ピアノレッスン
通信制・オンライン
通信制・オンラインイメージ
IT・AI
IT専門学校の先生と学生
語学・大学編入・公務員
英語専門学校レッスン風景
美容師・まつエク
美容師専門学校先生と学生
調理・製菓
調理師専門学校先生と学生
宅建・FP・ビジネス
宅建・FP・ビジネス・公務員
夜間部
夜間の専門学校
映像制作・プロ動画
実写映像撮影風景
全ての分野を見てみる
ちゃんと育ててくれる専門学校
何に向いているかわからない人はこちら
何に向いている?何が苦手?