子どもの「大学辞めたいサイン」見逃していませんか?

大学に進学したものの「辞めたい」と思う学生は少なくありません

子どもは親に遠慮して本音を言いづらいのは事実です

大学を辞めたがっている子供のサインや親ができるサポートについて解説します

1.「大学を辞めたいサイン」を見極める

1-1.行動の変化

  • 授業に行かなくなった
    • 大学を休みがち
    • オンライン授業ばかり選ぶ

  • 家にいる時間が増えた
    • 昼間外出することが減った

  • アルバイトや趣味にも消極的になった
    • 日常のわずかな行動の変化を気に留めてください

  • 表情や言動に元気が無くなった
    • 顔つきが曇りがち
    • 話す時に声が小さくなった
    • 歩く歩幅が狭く速度が遅くなった

1-2.感情の変化

  • 「疲れた」「しんどい」とよく口にする
    • 言葉にするのは「分かってほしい」サインです

  • イライラしやすくなった
    • ちょっとしたことで大声を出す
    • 気持ちの整理がつかない様子

  • 口数が少なくなった
    • これまで普通に話していたことを話さなくなった
    • 家族との会話が減った
    • 会話が続かないことが増えている

1-3.人間関係の変化

  • 友人と会う回数が減った
    • 一人で過ごすことが多くなった
    • 異性との関係が悪くなった

  • サークルや部活を辞めた
    • 学業の影響が出ている可能性
    • 大学コミュニティにおける人間関係のトラブル

2.子どもが大学を辞めたい理由とは?

2-1.学業面の悩み

  • 授業が難しすぎる
    • 興味が持てない、ついていけない

  • 進学のミスマッチ
    • そもそも大学に行きたくなかった

  • 進路が定まらない
    • 単位不足、留年の可能性、就職活動が不調

2-2.人間関係の悩み

  • 友人ができず孤立を感じている

  • 親しい友人とうまくいかなくなった

  • サークルやゼミの人間関係

2-3.経済的な悩み

  • 学費や生活費の負担が大きい
    • バイトとの両立が難しい

  • 大学内(外)のマネーサークルによる金銭トラブル
    • 「ネットワークビジネス」「投資詐欺」トラブルです
    • ローンを組んでいる場合もあります
    • 同級生、先輩のほか知り合いの異性からの勧誘もあります

2-4.精神的な悩み

  • 環境が合わずストレスを感じている
    • 大学に馴染めない、合わない典型的な例です

  • うつ状態や適応障害の可能性も
    • 専門の病院を受診するなど親が促す必要があります

3.親としてできること

3-1.まずは話をじっくり聞く

  • 「なぜ辞めたいのか?」を否定せず受け止めましょう

  • 「辞めるのはダメ」と決めつけず、気持ちを整理するサポートを

  • 「言葉にできない不安」もあるので、冷静に話を聞きましょう

  • お金のトラブルの場合、内容によっては警察に相談しなければなりません
    • 「ネットワークビジネス(ねずみ講)」「投資詐欺」など

3-2.休学・転学・編入などの選択肢を一緒に考える

  • 休学して心と体を整える
    • 大学を離れて、リセットする時間も大切です
    • 休学する人も年間で6万人と報告されています

  • 転学・編入で環境を変える
    • 他の大学、学部であれば続けられそうか
    • 本人はどうしていきたいか一緒に考えます

3-3.別の道も前向きに考える

  • 専門学校という道もあることを伝えてみましょう
    • 大学中退も含めて、社会人から専門学校入学は年に4万人
    • これは専門学校の4人に1人の割合です

  • 就職という選択もあることを伝えてみましょう
    • 人材不足により「求人件数」は増えています

  • 「大学中退=人生の失敗」ではないことをお互いに理解しましょう
    • 大学を辞めることで全ての可能性が閉ざされてしまうことはありません

4.子どもの気持ちを尊重し最適な道を一緒に探しましょう

  • 大学を辞めるのは大きな決断ですが「子どもが前向きに生きられる道」を一緒に考えることの方が大切です

  • 無理に大学に縛らせるのではなく、適切な選択肢を提示し、サポートする姿勢を持ちましょう

  • 大学進学はゴールではなく、一つの選択肢。子供が幸せに生きる道を一緒に探していきましょう

  • 親から「大丈夫」「信用している」と言われれば、子どもは自信を持てます

お子様にとって一番の理解者は親です

将来どうしていきたいのか一緒に考えてあげてください

お子様の理想に沿った一歩を踏み出せるよう応援しています

進学も再スタートも確実に開く未来

  • 専門学校は「やりたい仕事」で選ぶので偏差値基準はありません
  • 同じ目標をもつ学生が集まりクラスの一体感が大学と違う
  • スポーツに例えると学生が選手、先生がコーチのような関係です
  • 学費の分納制度、オンラインほか学びの環境があります
  • 専門学校は就職率ほぼ100%
  • 専門学校は企業から直接「求人オファーが届く」スカウト型です
専門学校は都道府県の認可校です
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