『大学についていけない…』と感じたら読む記事_不安・中退・留年・辛い

1. あなたのしんどさ、ちゃんと理由があります

「授業についていけない」「友達ができない」「将来が見えない」
もしくは、「自分だけ何もできてない気がする」──。

そんなふうに思って、
大学生活がつらく感じている人は、あなただけではありません

実は、多くの学生が
「こんなはずじゃなかった」
「もうやめたいかも」
と思いながら、日々を過ごしています

「自分だけが弱い」と思い込まなくていいんです

「不安」「中退」「留年」「辛い」…..
一人ひとりが、それぞれに心を痛めています

2. 【不安】がある人へ

「なんで自分はこうなんだろう」と考えすぎて、眠れない夜もあるよね

不安には、形がありません。でも、それが一番つらいこともあります
将来が見えなかったり、今のままでいいのか不安になったり

「授業についていけない」

高校までと違い、大学の授業は
・スピードが速い
・専門的な内容が多い
・「教えてもらう」より「自分で学ぶ」前提など、
ガラッとスタイルが変わります

最初からついていけなくても、当たり前です
あなたのせいと思わない方がいいかもしれません

「今さら聞けない」と思わず、ちょっとでも疑問があるなら相談OK

万が一の場合は、大学には「履修の変更」「単位の取り直し」「休学」など、リカバリーの仕組みがちゃんとあります

3. 【中退】を考えている人へ

「やめたい」は逃げじゃない。自分で考えた結果なら、立派な選択肢です

大学を中退する人は、今の日本に年間6万人います
休学する人だって年間6万5000人います

「みんな普通に通ってる」と思いがちだけど、実はそうじゃない

「このまま続けても、自分の人生にプラスになる気がしない」
「別の道を歩んでみたい」
そう感じることは、前向きな気づきかもしれません

中退して専門学校に通ったり、働きながら夢を見つけたりする人もいます
あなたの人生は、大学ひとつで決まりません

4. 【留年】しそう、してしまった人へ

失敗じゃないよ。ちょっと遠回りなだけ

留年が決まったとき、「親に申し訳ない」「自分はダメだ」と思うかもしれません
でも、ペースが合わなかっただけのこともあるんです

たとえば、体調やメンタルの問題、人間関係のストレス、生活のリズム

いろんな要因が重なって、立ち止まることは誰にでもあります

立ち止まるのは「終わり」じゃなく、「見直すチャンス」

「今のままで大丈夫?」と、立ち止まったあなたの方が、正しい判断をしたのかもしれません

5. 【辛い】と感じている人へ

自分を守ってください。無理しないで。ちゃんとSOSを出して

朝起きられない

電車に乗るだけで息苦しい

誰とも話したくない

そんな状態が続いているなら、一度しっかり休むことを考えてください
大学には「学生相談室」や「保健センター」などのサポートもあります

もし、「うつ状態」を感じていたら、
家の近所にある、かかりつけの内科でも相談できます

もっとも身近な親に正直に伝えることだってできます
あなたが今より追い詰められたら、親はもっと心配します

つらいときは、何もしなくていい
生きてるだけで、ちゃんと頑張っています

助けを求めることは、「甘え」じゃなく「勇気」です

6. 最後に──伝えたいこと

大学に行ったからって、みんなが同じように生きられるわけじゃない

誰もがスムーズに進んでいるように見えても、みんな見えないところでつまずいています

あなたの今の悩みは、恥ずかしいことでも、間違いでもありません
自分の気持ちを大切にして、一歩ずつ進んでください

あなたの歩幅で、大丈夫です

もう一度言います

あなたの歩幅で、大丈夫です

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