大学中退したあとどうする?就職か専門学校の2択──今の実力ならどっちが得か?

中退後に訪れる“進路の分かれ道”

大学を中退したあと、多くの人が直面する2つの選択肢

「早く働く」か「再び学ぶ」か

この記事では、あなたの“今の実力”を基準に、どちらが得かを整理します

今の実力を基準にどちらが得かを整理

大学を中退して将来の可能性が全て無くなることはありません

大学を辞めることになって、不安な気持ちにならない人はいません

これからどうしよう?親は大丈夫だろうか?など…..複雑な気持ちが入り交じり夜も寝つきが悪いかもしれませんが、大丈夫です

大学を辞めたことで、あなた自身の価値が下がることはありません
もし、評価が下がると思うのであれば、今、自信を無くしているからです

あなたは、自分を信じて、可能性を信じて、前を向いて歩き出すことが大切です

就職の道、専門学校の道、どちらを選んでも「間違いではありません」
あなたは、素直な気持ちで、感謝の気持ちを忘れずに、前に進むだけです

「就職」ルートのメリット・デメリット

メリット

経済的に自立できる(学費不要、収入を得られる)

早く社会経験を積める

うまく入れれば「第二新卒」として扱われることもある

デメリット

学歴は、高卒扱いになる(中退の評価は企業次第)

就職は、自ら選ぶ「売り込み型」の就活

スキルや資格がないと選べる職種が限定されやすい

「専門学校」ルートのメリット・デメリット

メリット

専門分野のスキルや資格が得られる

学校に企業からオファーが来る「スカウト型」の就活

学歴は「専門学校卒」になり、新卒枠で就職できる

デメリット

学費がかかる(分割納入できます)

学び直す(再スタート)の決意が必要

卒業まで、やり抜く持続力が求められます

あなたの「今の実力」はどっち向き?──自己診断チェックリスト付き

大学中退後の進路に「正解」はありません。でも、自分の今の状況や実力を冷静に見つめ直すことで、どちらの道が“得”になるかが見えてきます

ここでは「精神的な余裕」「学び直しの意欲」「経済的な事情」「今ある経験やスキル」などを軸に、どちらが向いているかをチェックリストで見ていきましょう

自己チェックリストあなたはどっち向き?

質問(1~8)はいいいえ
1.中退の理由は「学びたいことが違った」「方向転換したい」など前向きなもの専門学校向き就職向き
2.今すぐ安定収入を得たい就職向き専門学校向き
3.特定の職業(例:保育士、美容師、ITエンジニア、
ホテルスタッフなど)に興味がある
専門学校向き就職向き
4.就活に自信があり、社会に出てもやっていける自信もある就職向き専門学校向き
5.高校時代から興味のあった分野があり、やはり学びたいと感じている専門学校向き就職向き
6.パソコンの基礎知識があり、アルバイトなどで業務、接客経験がある就職向き専門学校向き
7.学び直す時間や学費にある程度余裕があり、保護者の理解もある専門学校向き就職向き
8.就職活動で「中退理由の説明」が、不安・苦手だ専門学校向き就職向き

チェックリストの中で「専門学校向き」が多かった人は、やり直す意欲や専門分野への関心があるタイプです
しっかり準備すれば、再スタートとして専門学校は有力な選択肢となります

一方、「就職向き」が多かった人は、現実的にすぐ働くことに前向きなタイプ
職歴を早く積みたい人や経済的な理由で進学が難しい人にとって、今すぐ社会に出ることがプラスになります

どちらの道にもメリットがありますが、「5年後、どんな姿でいたいか」を一度想像してみると、納得できる選択がしやすくなるでしょう

あなたの「今の実力」はどっち向き

大事なのは、「中退したあと、どう動くか」です
「失敗したかどうか」ではありません

大学を中退したという事実にとらわれる必要はありません

大切なのは、「この先どう生きたいか」を考えて選ぶことです

たとえば、5年後にどんな仕事をしていたいか、10年後にどんな生活を送りたいか──その“理想の未来”から逆算して、今できる選択を考えていくことが、納得感のある進路につながります

就職を選べば、収入を得ながら早く社会に出て経験を積むことができます

専門学校を選べば、将来のためにもう一度スキルや資格を手に入れる準備ができます

どちらが“得”かは、あなたの現在の気持ちと、将来の目標によって変わります

大事なのは、「どちらがラクか」ではなく
「どちらが本当にやりたい未来につながるか」です

中退は、やり直しのチャンスでもあります
今の自分を見つめて、未来から逆算するイメージで進路を選んでみてください

中退したあと、どう動くか
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