年内学力入試が増えると、Fラン大学が見えにくくなる!?

年内学力入試が増えても、Fラン大学はなくならない

■年内学力入試が急増する背景

私立大学の約8割が「年内学力入試」を実施する意向を示しています。少子化により受験生が減るなか、大学側は早い段階で合格者を確保したいという事情があり、年内入試は今後さらに増えていく見込みです。

指定校推薦や総合型選抜が広がり、“無試験同然で入れる大学”が増える中で、「学力入試が増えるのは良いことでは?」と感じる人もいます。確かに、学力入試を導入すること自体は健全に見えます。

■実態は「学生の早期囲い込み」

しかし、その内側には「学生をいち早く囲い込みたい」という大学側の経営上の狙いがあることも事実です。

年内学力入試といっても、内容は大学によって大きく差があります。本気で学力を測る大学もあれば、基礎的な問題を並べただけの“落とさない入試”にとどまる大学もあります。

“学力入試を実施”と書かれていても、それが教育の質を保証するものではありません。

大学で大丈夫?→専門学校がある

【とりあえず大学ではない、専門学校という選択肢】

「就職ミスマッチ」があるように「大学ミスマッチ」だってあります。進学目的がはっきりせず、モヤモヤしたまま大学に行って辞める人が増えています。

【AI時代の就職、知っていますか?】

企業が求めるのは「○○大学卒」ではなく「◎◎ができる人」。
資料作成や企画書はAIに任せる時代。求められるのは、AIを使いこなす/AIに代替されない専門スキルです。

【メンタル面でも専門学校が有利】

大学で見られる「授業についていけない」「置いてきぼり」がない。
少人数制で面倒見がよく、資格取得まで手厚くサポート。
就職も企業から学校に求人が来るオファー型で、一人で悩む必要がありません。

Fラン大学が「見えにくくなる」だけ

ここでポイントになるのが、いわゆる「Fラン大学」の存在です。
Fラン大学とは、偏差値が測定不能、または極端に低い、事実上ほとんど入れる大学のことを指す通称です。

本来なら大学の難易度は入試方式や内容で見えてくるはずですが、年内学力入試が増えることで、むしろFラン大学の境界が曖昧になり、見えづらくなっています。

■なぜFラン大学が見分けにくくなるのか

理由は単純です。

  • もともと手続き化した入試を行っていた大学が
    一応、学力入試をやっています”という体裁を整えられる
  • 入試内容が非常に簡単でも、
    「学力入試あり」と記載されることでレベルが高く見えてしまう

その結果、実力差がほとんど伝わらず、受験生も保護者も大学の実態を見抜きにくくなるのです。

さらに、年内に早く合格が出ることで安心感が先に立ち、大学の中身をよく調べないまま進路が決まってしまうケースも増加しています。

“ラッキー”だと思う人ほど危ない落とし穴

Fラン大学が見えにくくなると、

「入りやすい大学が隠れるなら、自分にはラッキー」
「学力に自信がなくても大学生になれるなら問題ない」

と考える高校生・保護者が出てきます。

しかし、この“ラッキー”には大きな落とし穴があります。

現実として、指定校推薦で入学した学生の中退は年々増え続けています。
これは以下のような構造的な問題によるものです。

  • 適性や学力のチェックがないため、ミスマッチが起きやすい
  • 入学後の授業についていけない
  • 「なんとなく大学へ」で目的が持てない
  • 大学側のサポートが弱く、孤立しやすい

入り口が“ラク”だと、その分だけ入学後のつまずきやすさが増すのが現実です。

Fラン大学が見えにくくなることで、短期的には「合格しやすいから安心」という気持ちが生まれますが、その安心感は長く続きません。

進路選びで本当に見るのは「入試方式」じゃない

では、進路はどう考えるべきなのでしょうか。

答えは明確で、
入試のラクさや学力入試の有無で大学を判断しないこと。

大学の質は、入試方式では測れません。
重視すべきは、

  • 学べる内容(本当に興味をもち学びたい分野か?)
  • 実習・演習の内容
  • 教員の指導体制
  • 就職支援の強さ(専門性がないと手あたり次第の就活になる)

といった、本質的な部分です。

専門学校というもう一つの確かな選択肢

大学だけでなく、専門学校という選択肢もあります。
専門学校は実践的な学びが中心で、職業に直結したスキルを身につけられるのが特徴です。

それぞれの業界からの信頼は厚く、「直接学校に求人依頼が届くオファー型」。
大学は、「学生自ら1社ずつエントリーする売り込み型」です。

近年では、大学中退者が専門学校に進み直し、新卒として就職するケースも増えています。
「とりあえず大学」ではなく、「納得できる進路」を選ぶ時代に変わってきています。

入り口の“簡単さ”より、出口の“確かさ”が重要

年内学力入試の拡大は、進路選びをこれまで以上に複雑にします。
だからこそ、

「入りやすい大学」ではなく
「自分が学び続けられる大学・専門学校」を選ぶこと。

そして、
入り口の簡単さより、出口(卒業・就職)の確かさを基準にすること。

これが、これからの進路選びで失敗しないための最も重要な視点です。

「とりあえず大学」で後悔する人は、意外と多いんです。大事なのは「どこに行くか」より「何を学ぶか」「何ができるようになるか」。専門学校という選択肢、どんな分野があるか一度見てみませんか?

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