AIでどんな仕事がなくなる?
「AIで仕事がなくなる」とよく言われますが、実際には、「完全になくなる」仕事は少ないです。多くの仕事は「AIと一緒に働く形」に変わっていきます。AIに代わりにくいのは、人との信頼関係が大切な医療、介護、教育、カウンセリングや、企画などクリエイティブな発想が必要な分野です。
ただし、これらの仕事でもAIを道具として使いこなす力は必要になるでしょう。
AIに替わると言われている仕事
- パターン化・定型化されている仕事
- 予測可能な仕事
- 人間特有の要素が少ない仕事
AIに代替されにくい仕事
- 創造的思考、複雑な問題解決、人間関係の構築、倫理的判断などが求められる仕事とされています
AIやロボットに替わる仕事の例
10年~20年後の話ですが、全てが無くなるのではなく、仕事のやり方、働き方が変わっていくということです。具体的な例として
事務・窓口系
- 一般事務/データ入力、書類整理、電話対応など
- 銀行の窓口業務
- 受付係
販売・サービス系
- コンビニやスーパーのレジ/自動レジに置き換え
- お客様受付けのコールセンター
製造・物流・建設系
- 工場の生産ライン
- 交通機関
- 配達員
- 建設作業、など
大企業ほど人員を減らします
覚えておいてほしいのは「AIに置き換えて採用を減らそう」と考えていることです。特に「大企業」は、AI化を進めて人員を少なくすることを常に考えています。
「安定した仕事」は存在するの?
皆さんの親が学生だったころは、一つの会社に定年まで勤める「終身雇用」が安定の象徴でした。しかし今は「安定の形」が変わりました。現代の安定とは「どこでも通用するスキルを持っていること」です。会社に依存するのではなく、自分自身の能力や経験が財産になる時代です。
どうしても安定を希望する人は、「公務員」をお勧めします。
今は転職もしやすい一方で注意も必要
転職サービスのCMをあちこちで見聞きします。転職しやすい職種として、ITエンジニア、看護師、などがあります。ただし転職すれば必ず給料が上がるわけではなく、スキルを高めていくことが大切です。
長く勤務することで深まる信頼もある
一方で、一つの会社に長くいることにも価値があります。信頼関係が築かれ、給与やボーナスが増えたり、その会社特有の知識や人脈も財産になります。
実力をつけることで環境の変化にも対応
つまり、「転職力を持ちながら、今いる場所でしっかり力をつける」というバランスが重要です。
大学と専門学校、どちらを選ぶ方がいい?
多くの人が悩むポイントです。「どちらが良い」ではなく、それぞれに向いている状況があります。
「大学」に意味のある学歴社会はもう終わり
大学は幅広い知識と考え方を学ぶ場所です。途中で興味が変わっても対応しやすく、これまで、「大卒」という肩書は多くの企業で採用条件になってきました。生涯年収も高くなる傾向があります。ただ、誰でも大学に入れるようになった結果、「大卒」というだけで将来安心という環境ではなくなっています。
「専門学校」の実践力はAI時代に必要な力
専門学校は特定の職業に必要なスキルを集中的に学びます。実践的な技術がすぐ身につき、一般的には2年で社会に出られるため、早く活躍したい人には向いています。AIで無くなると言われている仕事とは真逆で、人が介在して社会生活を円滑に進めるために重要な役割を担っています。
やりたいことが明確かどうか
選ぶポイントは、やりたいことが明確かどうかです。美容師や看護師など「これになりたい」と決まっているなら専門学校が効率的です。まだはっきりしていないなら、大学の方が選択肢を残せます。また、「専門学校から大学編入」「働きながら通信制大学」など、後から方向を変える道もあります。
「とりあえず大学」は要注意
親や高校が大学を勧めるのは理由があります。ただし、目的なく「とりあえず大学」に行くのは考えものです。総合型選抜や、指定校推薦で、「手軽に大学に入れる」結果、退学者が増えています。「進学目的は何か」を整理してみましょう。
これからは、何を学べばいい?
答えは「興味のある分野」です。10年先の予測もつかない現代において、「これを学べば一生安心な分野」は誰にも分りません。ですから、「あなたの興味のある分野」を学ぶというのが正解です
可能性のある分野はあとで紹介します。具体的な分野を選ぶ前に、ずっと大切にしてほしい三つのポイントを整理します。
一つ目は基礎力
論理的に考える力、人と話す力、問題を解決する力は、どんな仕事でも必要です。
二つ目は自分の関心
給料や安定性だけで選ぶと続きません。「やってみたい」と思える分野を見つけてください。出会いの時期は人それぞれ。いま見つからなくても心配ありません
三つ目は複数の視点
異なる分野を組み合わせると、あなただけの強みが生まれます。例えば、文系が好きな人が、パソコンなど理系分野を学んだり、運動部の人が栄養学に興味をもつようなことです。
今、需要があっても10年後は変わっている可能性
今後、可能性のある分野としては、医療・福祉、IT・データサイエンス、環境・エネルギー、などがあります。でも、まったく興味がなければ学ぼうとは思いませんよね。
しかも、これは「今」の予測で10年後には変わっているかもしれないのですから
最後に一番大切なこと
どんな分野や進路を選んでも、最も重要なのは「向上心」「学び続ける姿勢」です。社会も技術も変わり続けるので、学校を卒業したら終わりではありません。働きながらも新しいことを学び、自分をアップデートし続ける人が強いのです。
親の言うことも大事ですが決めるのはあなた
今は色々な可能性を探る時期です。焦らず、自分の興味や得意なことを見つけていってください。その過程自体が、あなたの未来を作る第一歩になります。
大学に行くことだけが、進路の正解じゃありません。「何を学ぶか」「どう働きたいか」から考えると、『とりあえず』ではなく『本気で』学ぶ意味も見えてきて、専門学校のほうが合う人もたくさんいます。どんな分野があるのか見てからでも遅くありません。
あなたに合った専門学校がみつかるかもしれません。
| 専門学校は都道府県の認可校です |

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