未経験でもゴールが見える専門学校━行くメリット

専門学校-「ゴールが見える進路」の理由

専門学校は、目的を持った人が進学して、教職員が全員で一人ひとりの学生をサポートする環境であることが最も大きな理由です

専門学校の進学目的は
大きく分けて、「資格を取得」「希望業界に就職」です

「国家資格を取得」の例
美容師、理容師、保育士、幼稚園教諭、調理師、栄養士、建築士、情報処理技術者(IT・AI)、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、宅建(宅地建物取引士)、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、などです

「希望業界に就職」の例
ホテルマン、フロント、観光、キャビンアテンダント、グランドスタッフ(空港)、デザイン、映像制作、Web、CG、ファッション、スポーツ、などです

「学び方」の例
オンライン、通信制、毎日通学しない、夜間部、などです

専門学校はスポーツに例えると「学生は選手、先生がコーチ」のような関係です

「大学も目的をもって入学しているのでは?」と思う方もいるでしょう

じつは、そこが専門学校とミスマッチ大学との根本的に違う点なのです

専門学校-ゴールが見える進路

大学ミスマッチから見える-曖昧な目的の進学

そもそも、何故いま大学ミスマッチが増えているのでしょう?

18歳人口の低下、それに伴い私立大学の6割が定員割れの状態になり、人気のない大学は、事実上、「入試を手続き化」して学生募集を行っています

具体的な例は
多くの大学で、一般入試とは異なる、AO入試(総合型選抜)枠を設けています
また、大学の募集担当者は、幅広い層の高校に指定校推薦の枠を提示しています
偏差値の基準は事実上崩壊し、「入試は手続き化」しています

高校側も
大学進学実績づくりのため、学習が苦手な生徒にも「指定校推薦」を開放
保護者も交えた三者面談などでも、「今ならこの大学に入れる」と伝えています

その大学・学部についての知識
自ら「学びたい」と思ったのではなく「この大学なら入れる」と言われて受験したのが経緯です
学ぶ内容をよく理解しないまま、進学する人もいます
信じられないかもしれませんが、本当の話です

その結果、大学に進学したものの
「思っていたのと違う」
「大学が合わない」
「大学の授業についていけない」
「学内に馴染めない」
などの理由から、中途退学に至っている学生が増えています

大学の退学者は年間6万人、休学者も6万5000人
つまり、年間12万5000人が離脱しているのが、大学の現状です

高校時代、受験勉強をしてこなかった生徒が「入れると言われた大学を受験した」結果、このように追い込まれてしまうケースは増えています

大学ミスマッチから見える曖昧な目的の進学

専門学校は都道府県の「認可校」

大学中退者の増加で「大学ミスマッチ」が問題になる一方、毎年確実に正社員を社会に輩出し続けているのが「専門学校」です

少しだけ堅苦しい話をすると
法的分類では、学校教育法第124条に基づく『専修学校の専門課程』が専門学校という位置づけになります

なぜ堅苦しい話からはじめたかというと
高校の先生のなかには
「専門学校は高校卒と一緒」
「専門学校は学歴にならない」
「キャビンアテンダントは大学の英文科を卒業しないとなれない」など、事実ではない情報を高校生に伝えていることが多くあるからです

「専門学校」を卒業すると、文部科学省から「専門士」の称号が付与され、学歴は「専門学校卒」となります

さらに高度は教育を行う課程では「高度専門士」も与えられ、大学卒業(学士)と同等の進学資格となります(大学院進学など)

専門学校は都道府県の認可校

専門学校に進学する6つのメリット

メリット1:就職に強い
大学の就活は、「エントリーシート」を作成して応募する「売り込み型」ですが、専門学校は、「学生1人につき5社~十数社のオファーがある「スカウト型」です

専門学校は、担任制+就職担当者の連携で、1人ひとりの希望に合わせて進路指導を行っています

学生に代わり、進路指導担当者が、企業の人事部に「直接電話をして確認する」こともあります

大学専門学校
就職情報との接点進学情報サイトがメイン
の間接求人です
企業からの求人がメイン
の直接求人です
就職指導部の役割個別の求人情報を学生と共有できません個別の求人情報を学生と共有できます
企業との接点学生自らエントリーシートを作成し1社づつ応募学生1名に対し数社から十数社の求人オファー
就活のスタイル売り込み型スカウト型
補足自ら業種、職種を選び、応募します。どの分野が合うのか迷う人もいます学校に寄せられる求人の中から選べます。学生が自ら探すことも可能です

メリット2:豊富な実習
専門学校の強みは、座学と実習のバランスの良さです
「座学で理論を学び、実習で体験する」リアルな学びが専門学校の強みです
また、企業の現場で“仕事を体験する”実習を取り入れている学科もあります

そのようが学科では、実習先の企業が就職先となる事例も多くなっています

メリット3:“目的・目標”を形にできる
大学のような、幅広く学ぶではなく“資格を取得する”“希望業界に就職する”など、進学目的に沿って一直線に、効率よく、無駄なく進むことができます

メリット4:面倒見のよさ(少人数制・対話型)
大学はある意味で「個人主義」です。学びたい講義を選択して、試験を受けます
専門学校は、出席、生活指導、個別フォローなど、高校の延長線に近い環境です

専門学校は「わからない」人がそのまま放置されることがないような体制です
面倒見のよさは、授業、資格、就職など、随所で実感できるでしょう

メリット5:学費と時間の効率性
医療系、高度専門士を目指す学科を除くと、一般的な通学制の専門学校は2年制です
限られた時間の中で、効率よく学ぶことができるのが専門学校の魅力です

学費の分割、減免、奨学金など、学ぶ意欲をサポートする体制が整っています

メリット6:資格取得や検定合格に強い
各種国家試験・業界試験に向けた、対策講座が充実しています

専門学校では、長年の実績に裏付けされた「資格取得のカリキュラム」が整っています。日々の授業はもちろん、対策講座、補習など、学生と一緒にゴールに向けて並走しています

学生と一緒にゴールに向けて並走

保護者のよくある不安にお答えします

Q:専門学校って本当に就職できるのですか?
A:業界密着型で就職率は、ほぼ100%です
それでも心配な方は、直接学校でご確認ください

Q:大学の方が幅広い選択肢があるのでは?
A:じつは、大学ミスマッチが多いのは文系学部です
入りやすいのと進級できるのは違います
気になる方は、退学、休学の情報をご確認ください

Q:子どもがちゃんと通えるか不安・・・
A:担任制・出席管理・生活指導で、高校よりも手厚い”と言われるケースも
専門学校には“面倒見のよさ”で学生を引っ張っていく文化があります
それでも心配な方は、直接学校でご確認ください

保護者のよくある不安にお答えします

今の高校生にこそ専門学校が合う理由

「指示待ち」「進路未定」のまま大学に入ってしまうとミスマッチになりやすい

専門学校は、「あいまいな不安」から「明確な将来像」へと導いてくれる

専門学校は、未経験でも“社会人として必要な力”まで導いてくれる場所

教えるだけでなく、支える力がある教育機関、だから生きる力が身に付きます

大切なのは、「大学か専門学校か」ではなく、「その子に合っているか」

多様な子どもたちに合わせて、進路を考える“適性進学”の時代です

今の高校生にこそ専門学校が合う理由
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