「就職ミスマッチ」は避けられる!? 専門学校=業界付属校の強み

就職率が高いのは当たり前でミスマッチも少ない

最近、「就職ミスマッチ」が問題になっています。
大学と専門学校では、その就職の仕組みが大きく違うことを知っていますか?
専門学校は、まるで「業界付属校」のように各業界から厚い信頼を得ていて、就職活動は企業からのオファーが中心です。学生ひとりにつき、数社~十数社から「学校に直接、求人依頼が届きます」

一方で大学の場合は、学生自ら、業界を探し、会社を探し、エントリーして売り込んでいく「自己責任の売り込み型」。

この違いが、就職の満足度に大きな差を生んでいるのです。

大学の就活は「売り込み型」

大学生が、就職迷子、就職ミスマッチになる例です

  • 指定校推薦などで何となく大学に進学
  • 就職のイメージは「どこか会社に正社員で入れればいい」
  • 専門性や強みが曖昧なまま就活へ
  • 1社ずつエントリーシート提出 → 選考を受ける
  • 「大学フィルター」や「何がしたい・できるか」が問われる
  • 業界も職種も絞り切れず、手あたり次第の就活に…
  • 運よく内定が出ても、希望とズレる → ミスマッチに

専門学校の就活は「スカウト型」

専門学校生の就活は、就職ミスマッチが少ない例です

  • 目指す業界、仕事をイメージして進学している
  • 各業界から厚い信頼 → まるで「業界附属校」
  • 企業から学校へ直接オファーが届く
  • 学生ひとりに数社~十数社の求人依頼があるのが普通
  • その中から自分の希望に合う会社を選べる
  • 就職指導室の手厚いサポート → ミスマッチのリスクは小さい

キャリアは「同じ業界だけ」じゃない

「大卒はつぶしが効くけど、専門卒はその業界にずっと縛られる」──そんなイメージを耳にすることがあります。
でも、実際のキャリアはもっと自由です。

たとえば、専門学校で学んだスキルや経験は「即戦力」として就職に直結しますが、それだけにとどまりません。社会に出てからは、職種を変えたり、業界を越えたりする人が当たり前のようにいます。

以下はほんの一例です

  • ホテルマンとして働いた後、専門学校の広報担当へ
  • ビジネス系専門学校から商社を経て、メーカー営業部
  • 調理師として働いた後、食品メーカーの商品開発へ
  • 美容の現場から、化粧品会社のマーケティングへ
  • ITエンジニアから、コンサルティングや教育分野へ

このように、専門学校で得た基盤はキャリアチェンジの「出発点」となり、そこから広がる道は想像以上に多彩です。
学歴によって「キャリアが縛られる」ことはなく、むしろ「やりたいことに合わせて何度でも軌道修正できる」のが現代の働き方です。

就職迷子にならないために、最初の就活が大切です

将来、やりたい仕事に出会い転職をする人は大勢います。
だから、社会に出たあとのことは誰にもわかりません。

でも、新卒の就活は想像できます。
「売り込み型」と「スカウト型」
あなたは、どちらの就活が理想ですか?

専門学校は都道府県の認可校です