1章:大卒の価値は親世代と全く違う
親世代が学生だったころは、「大学に入れば安心」と言われていました
大学の数が今よりも少なかったため、大学へ入学するには、受験競争を勝ち抜く必要がありました。そのため、大学に合格した人は、受験勉強をやり抜いた人と見なされました
どんな大学でも“大卒の肩書きにはそれなりの価値”があった時代です
しかし今は状況がまったく違います
18歳人口は減少(30年前の約半数)、大学数は増加(30年前の約1.4倍)。私立大学の50%以上が定員割れの状態です。「誰でも大学に入れる時代」に「大学なら安心」という考え方は通用しません
社会が求めているのは「どの大学を出たか」よりも「何ができるか」
超名門大学、難関大学以外は、“大卒としての学歴価値は激変”しています
学歴ではなく、実力や経験で評価される時代に変わっているのです
2章:親の顔色で進学しても、続かない
高校の進路指導では、「大学進学」を当然のように勧められることが少なくありません
保護者も「せめて大卒に」という気持ちで子どもを後押ししがちです
けれど、その進学先が本人にとって納得できるものでなければ、途中で立ち止まってしまいます
現に、AO入試や指定校推薦で入学した学生の中退率が高いことが問題になっています
「何となく大学」「とりあえず大学」
はたして高校生は本当にやりたいことがないのでしょうか?
「やりたいことがない」のではなく、「言えないだけ」という高校生も多いのです
親の顔色をうかがいながら選んだ進路は、自分のものになりません
3章:学歴より学習歴──これからの評価軸
いまの社会では、学歴よりも「学習歴」が重視されるようになっています
どんなことを学び、どんな経験を積んできたか。それが仕事や転職の場面で問われます
大学の肩書きは一生モノではありませんが、「身につけたスキルや経験」は一生モノです
社会に出てからのキャリアチェンジでも、専門学校で学んだ実践力や資格は大きな武器になります
4章:専門学校で育つ“社会で生きる力”
専門学校の学びは、就職に直結しています
机上の勉強よりも、現場に近い実習が中心。先生も業界経験者が多く、リアルな知識と技術を習得できます
学んだことがそのまま「できる力」になるので、卒業と同時に即戦力として働けるのです
じつは、多くの人が見落としていることに、専門学校で身に付けるのは、「資格」「スキル」以上に、“自身・責任感・自立心”つまり“社会で行き抜く力”だという点があります
それを実現しているのが、学生は“選手”、先生は“コーチ”のような距離感です
資格取得やスキルアップに向けて、個別にフォローし、ときには厳しく、ときには励ましながら引っ張ってくれる“面倒見のよさ”です
大学のように「自分で学びを組み立てる」スタイルとは違い、専門学校はゴールに向かって伴走してくれる環境なのです
ですから、専門学校で培ったスキルや資格は“できる力”として定着するため、将来、異業種転職する場合でも強みになります
社会で長く生き抜く力、“自信”を育ててくれるのが専門学校の大きな価値です
5章:保護者の「安心」も分かるが自身の「納得」で選ぶ
保護者が大学進学を望むのは、「安心」を求める気持ちからでしょう
でも、親の意見を聞いても、決断は自分で行いましょう
そうしないと、後から、「自分で決めたかった」と後悔してしまうことも
大切なのは、本人が納得できる進路を選ぶことです
「大学なら安心」という考えに縛られると、結局は中退や再出発で遠回りになるケースもあります
進路は「誰のために選ぶか」で大きく違ってきます。親の安心のためではなく、本人の納得のために──その視点が大切です
まとめ
進路選びは「学歴」ではなく「学習歴」の時代
社会に出たときに問われるのは、「どこの大学か」ではなく「何ができるか」です
どれだけ「密度の濃い充実した体験をしてきたか」です
高校生も保護者も、今の現実を知ったうえで考えてほしい
本人の特性、資質を考慮して、適性進学を検討してほしいです
「専門学校へ行こうよ」──それは未来を広げ、納得できる人生を歩むための選択肢です
「とりあえず大学」で後悔する人は、意外と多いんです。大事なのは「どこに行くか」より「何を学ぶか」「何ができるようになるか」。専門学校という選択肢、どんな分野があるか一度見てみませんか?
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