「やりたいことがない」高校生、本当は「言えないだけ」かも

はじめに:本音が見えづらい今の高校生
1:大学に入ることが目的化した社会
2:「学力」も「意欲」も問われない進学の結果
3:親の意向が強すぎると、子供は“考えること”をやめる
4:子供の特性と資質に向き合うことの大切さ
5:まずはここから──高校と親ができること
おわりに:入りやすい大学=卒業しやすい大学ではない
専門学校を見てみる

いま、進路を前にした高校生たちに目立つのは、
全体的に消極的な姿勢や、決めきれない態度

そして何より、「自分のやりたいことを口にできない」雰囲気です

「別に…」
「まだ分からない」
「何でもいい」
そんな言葉が、進路相談の現場では当たり前のように聞かれます

本当にやりたいことがないのか?
親や先生の期待を察して、あえて沈黙を選んでいるのか

「とりあえず大学」で埋もれる子供の本音

いま、「とりあえず大学」という選択が正当化され、
子供たちの本音や違和感が見えづらくなっています

選んだつもりで選ばされている大学進学になっていませんか?

もちろん、高校の「大学偏重の進路指導」も影響していることは言うまでもありません

進路選択に必要なのは、
子供自身がどう生きたいのかを、安心して語れる環境です

高校生の子供が進路を迷っている、親はどう対応すればいい?

大学で大丈夫?→専門学校がある

【とりあえず大学ではない、専門学校という選択肢】

「就職ミスマッチ」があるように「大学ミスマッチ」だってあります。進学目的がはっきりせず、モヤモヤしたまま大学に行って辞める人が増えています。

【AI時代の就職、知っていますか?】

企業が求めるのは「○○大学卒」ではなく「◎◎ができる人」。
資料作成や企画書はAIに任せる時代。求められるのは、AIを使いこなす/AIに代替されない専門スキルです。

【メンタル面でも専門学校が有利】

大学で見られる「授業についていけない」「置いてきぼり」がない。
少人数制で面倒見がよく、資格取得まで手厚くサポート。
就職も企業から学校に求人が来るオファー型で、一人で悩む必要がありません。

いま、日本は大学全入時代に入りつつあります

18歳人口の減少により、多くの大学が定員割れ
誰でも大学に入れる時代になりました

さらに、学費支援制度の拡充で「お金がなくても進学できる」ようになっています

高校では、指定校推薦枠の拡大が進み、
偏差値や学力に関係なく、“手続き”だけで大学に入れる構造ができあがっています

そこに見えるのは、
学生を確保したい大学と、進学実績を作りたい高校の、
不健全な共存関係です

高校進路指導の問題点──それって進路ガチャじゃないの?

進学は「目的」ではなく、「手段」であるべきです。
でも今は、「大学に入ること」自体がゴールになってしまっているのです

「指定校推薦で大学に行ける」はゴールじゃない。高校生と保護者に読んでほしい話

偏差値30〜40台の高校からも、ルートさえ選べば大学進学が可能です

しかし、その中に本当に、
「その分野を学びたい」
「その環境で成長したい」
という思いを持った生徒はどれだけいるでしょうか

目的も適性もないまま進学した結果、
「授業についていけない」
「思ってたのと違う」
「合わない」
「向いてない」

などの理由で、「辞めたい」と感じるようになるのは、当然の流れです

大学誰でも入れる時代|「入れる」と「続けられる」は別の話

中退や挫折は、単なる経歴上の問題ではなく、
子供の自己肯定感や人生観にも大きな影響を与えます

実際、うつ状態になって大学を中退する学生も増えています

ミスマッチな進学は、子供自身を追い詰めるリスクをはらんでいます

大学指定校推薦のリスク|うつ・退学を防ぐために親ができること

進路選びの現場では、
「親が前のめり、子供が消極的」という構図がよく見られます

「大学ぐらいは出ておかないと」
そんな親心が悪いわけではありません

しかし、それが強くなりすぎると、
子供は“自分で考えること”をやめてしまいます

「親が望むなら…」
「自分の意見は後回しで」
と思うようになるのです

進路・親のいいなり─あなたの人生の”主役”は誰ですか?

子供は親のことを想っています

特に、就職氷河期世代を親に持つ家庭や、ひとり親家庭では、
「親の期待に応えなければ」
「迷惑をかけたくない」と、
子供が精神的に板ばさみになるケースが少なくないようです

専門学校に親が反対する理由と、納得してもらうための伝え方

「やりたいことがない」のではなく、「言えないだけ」かもしれない

それは、親が話を聞く姿勢で接していない、あるいは、
子供が“安心して本音を出せる場”がないからかもしれません

本来、最も近くにいる親こそが、
子供の性格や特性、価値観に気づける存在であるはずです

高校卒業後の進路「お子さんの特性」で考えたことがありますか?

大学だけが進路じゃない

あなたは何向き?好き・得意・気になることから考えてみる

大学進学以外にも、
専門学校、就職、インターンシップ、起業など、
今は多様な選択肢が広がる時代です

「大学に行かない=失敗」ではありません

子供が内に抱えている「言葉にならない思い」に、
親が寄り添うことが第一歩になります

まず、高校は「大学偏重の進路指導」からの脱却が求められます
高校は、「大学進学の実績を増やすことで、生徒募集に有利になる」
そう考えています

高校2年で進路が決まっていないけど、何か問題ありますか?

ですから、合格者数や進学率を目標にするのではなく、
一人ひとりの人生設計に合った“適性進路”の提案をぜひ行ってください

でも、本当に大事なのはここからです
それは、親の関わり方です

親は「自分の希望」を必要以上に子供に背負わせないことです

「自分の人生」と「子供の人生」を切り離して考えることが大切です

進路選びは、子供と親が一緒に考え、探る、時間をかけた共同作業です

その過程こそが、子供の自己理解や自立につながっていきます

「子供がちゃんと社会に出て生きていってほしい」

資格・スキルが得られるのは当然として、専門学校には大学にはない「並走文化」があります。先生と学生の距離が近く、一人ひとりを名前で呼び、迷子にさせない。挨拶・時間管理・報告連絡相談など社会人としての基本動作も日常的に指導します。「どこを出たか」より「何ができるか・どんな人間か」が問われる今、資格と人間力を同時に育てる専門学校は、保護者の願いに最も誠実に応える場所です。

「子供がちゃんと社会に出て生きていってほしい」──その願いを、専門学校が叶える理由

今は、“誰でも大学に入れる時代”です

でもここに、親は見落としている、高校は隠している、重要な点があります

それは、“入りやすい大学=進級・卒業しやすい大学ではない” ということです

大学全入時代の落とし穴|27年卒採用減など最新ニュースで解説

進学先は、ただの通過点ではなく、人生の大きな分岐点です

だからこそ、
進路選びは「子供の人生を左右する本気の対話の場」であるべきです

「やりたいことがない」と思っている子も、
その奥には、言葉にできない“想い”があるのかもしれません

子供の特性や資質を最も理解している親が、それに気づき、育てる視点を持つことが、これからの進路指導には欠かせないのではないでしょうか

専門学校の分野ガイド|業界・仕事・学び方がわかる

専門学校はいつまで入れる?知らないと損する、手続きの時期

「とりあえず大学」で後悔する人は多い。企業の評価は「どこを出たか」より「何ができるか」です。社会でちゃんと生きていけるように育ててくれる専門学校。一度見てみませんか?

資格・スキル×就職支援
進路の選択肢は、あなたが思っているより広いかもしれません。
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焦らなくて大丈夫です。
まずお子さんの状況に近いものを選んでみてください。

A.子供の進路がまだ決まっていない 大学か専門か、本人がなかなか動かない段階 B.子供が専門学校を希望している 親として不安がある、または反対しかけている C.親として情報収集したい 学費・就職・学校の選び方など気になること