高校生したいことリスト_まとめ方のヒント

リストは「やること」じゃなく「考えるための素材」

リストは「目標」ではなく、「自分を知るためのメモ」くらいの感覚でOK

でも、なぜ「したいことリスト」が話題になるかというと、
「やりたいことリスト」で、自分を知るきっかけになるからです

リストは「やること」じゃなく「考えるための素材」

書き出してみて分かること

・自分の価値観や興味に気づける
・進路選びや将来像がぼんやりしている時のヒントになる
・「これやってみたいな」という気づきがあることも

そこから見えてくるのは行動のきっかけ

つまり、したいことリストの目的は、あなた自身を動かすことなのです

でも、「リスト=やらなければ」という気持ちになる必要はありません

最初は、「こんな感じかな?」というレベルで十分です

書けないときはこうしてみては?

1.思いつくジャンルを分けてみると出やすい

たとえば

・行ってみたい場所(国内・海外問わず)
・挑戦してみたいこと(音楽・スポーツ・ダンス)
・欲しいもの(物・スキル・環境)
・体験してみたいこと(アルバイト・イベント・ボランティア)
・学んでみたいこと(語学・資格・技術)
・なってみたい自分(性格・習慣・取り組む姿勢)
・何をしている時が充実する(スマホ・夜一人の時間)
・作ってみたいもの(料理・音楽・作詞・自転車)
・友だちとやってみたいこと
・家族とやってみたいこと
・将来、どんな大人になりたい?そのために何したらいい?

2.大きく絞ってみる方法も

身近に考えやすい

「学習」「遊び」「体験」「将来」「人間関係」など、ざっくりしたジャンルに絞ってみると、もっと思いつきやすくなるかもしれません

3.「小さなこと」や「しょうもないこと」もOK

・一人で行ったことのないレストランに入る
・徹夜で本を読んで朝日を見る
・スマホを見ずに何時間いられるか試してみる、など

そんなくだらないこと、と思わないでください
これらはあくまでも“何かを考える”きっかけに過ぎないのです

日常の、ルーティーンの中では、新しい刺激が少なく、“脳”も眠っています
日常にはない、ルールの中に身を置くと、“脳は対応するために活性化します”

ですから、しょうもないこと、でもあなたの脳にとっては大きな刺激なのです

脳にとっては大きな刺激

大切なのは「行動」

リストはあくまで「きっかけ」に過ぎません

本当に大切なのは、リストに書いたことでも、そうでなくても、興味を持ったことに一歩踏み出してみることです

もしリスト作りがしっくりこなくても、日常生活の中で「これ、面白そうだな」「ちょっとやってみようかな」と感じたことを、ぜひ大切にしてみてください

それが、あなた自身を豊かにする一番の秘訣だと思います

無理して書かなくてもOK
書くことがなくても悩む必要はありません

してみたいリストの目的は、行動につながるヒントということをもう一度思い出してください

書き出してみると「何も考えていない分野」と「意外と考えてるんじゃない」と思えることも見えてきます

リスト=答えではないですし

リスト=実行しなければならないことでもありません

「へぇ、そうなんだ」くらいの、軽い気持ちでまとめてみるのが一番です

思いついたときにメモする感じで、気軽に書いてみればよいでしょう