最終更新:2026年5月
「辞めたい?」「このまま続ける?」
GWが終わってから、なんとなくしんどい。大学に合わない。授業に行く気が起きない。行っても、ここにいる意味がわからない。
そういう気持ちが出てきやすいのが、ちょうど今ごろの時期です。
「辞めたい」とはっきり思っているわけじゃないけど、「このまま続けるのも違う気がする」——そんな状態の人が、5月~6月に増えます。
じつは、年間約5万人が大学を退学しています。その多くが、最初は「なんとなく合わない」という感覚から始まっています。
弱さでも、逃げでもありません。
このページでは、今の気持ちの整理から、動くとしたらいつ・どう動けばいいかまでを順番に説明します。焦らず読んでみてください。
可能であれば学生課に相談しましょう
大学には学生を支援する相談窓口があります。学生課・学生支援課・学生相談室などです。今の気持ちを伝えて、カウンセリングを受けることをおすすめします。その上でどうしても意欲を見いだせないようなら、大学を退学することも立派な選択肢です。合わない場所に居続けることで余計なストレスがかかるのであれば、そこから離れることもアリです。
1.知っておきたい「学費発生と退学のタイミング」
大学の学費は半期ごとに発生します。
- 前期:4月〜9月
- 後期:10月〜3月
退学届の提出期限を過ぎると、辞めても次の半期の学費が請求される大学がほとんどです。「辞めると決めたら、まず大学の事務窓口に退学届の期限を確認する」ことが最初の一歩です。
2.GW明けの違和感のリアル
▷ 学部・学科が合わなかった
入学してみたら、思っていた内容と違った。興味が持てない授業ばかりで、モチベーションが上がらない。
GW明けのリアル: 前期の授業が出そろって「あ、ずっとこれが続くのか」と気づく時期です。シラバスで想像していた内容と、実際の講義の温度差に気づくのがちょうどこの頃です。
▷ 人間関係がつらい
友人ができない、サークルや研究室の人間関係に疲れた、孤立を感じている。
GW明けのリアル: 入学直後の「なんとなく一緒にいた人たち」との関係が、GW明けに自然と整理されてくる時期です。気づいたら一人でいることが増えた、という人も少なくありません。
▷ 将来が見えない
この大学を卒業して何になれるのか、何をしたいのかがわからなくなってきた。
GW明けのリアル: 受験という目標がなくなり、最初の新鮮さも薄れてきた今、「で、自分はここで何をしたかったんだっけ」という問いが浮かびやすい時期です。
▷ 経済的な理由
学費や生活費の負担が重くなってきた、親に申し訳ない気持ちがある。
GW明けのリアル: 前期の学費を払い終えて、合わないと感じながら通い続けることへの「もったいなさ」が具体的になってくるのがこの時期です。
▷ 体・心の限界
朝起きられない、授業に行けない日が続いている、気力がわかない。
GW明けのリアル: 「5月病」という言葉があるくらい、この時期に気力が落ちる人は多いです。ただ、一時的な疲れなのか、大学そのものが合っていないのかは、少し立ち止まって考えてみる価値があります。
3.辞める時期別スケジュール
▷ 6月頃に辞める場合
入学後に「合わない」と気づいたケースが多い時期です。
- 翌年4月の進学・就職まで約10ヶ月あり、最も準備時間が取れる
- 専門学校のオープンキャンパスや体験入学に参加しやすい
- 就職を目指す場合も、ハローワークや就職エージェントへの相談を早めに始められる
この時期に動ける人が、次の4月に一番スムーズに動き出せます。
▷ 8月頃に辞める場合
前期の終わりに区切りをつけるケースです。
- 翌年4月まで約8ヶ月
- 専門学校の出願は秋〜年明けが多いため、9月中には進路の方向性を決めておくと動きやすい
- 就職活動も秋から動き始めると選択肢が広がる
8月退学は、9月の動き出しが鍵です。
▷ 2月頃に辞める場合
後期終了のタイミングで区切りをつけるケースです。
- 4月まで約2ヶ月しかなく、最も時間が少ない
- 専門学校は3月まで出願を受け付けているところも多いが、人気校・人気学科は定員に達している場合がある
- 進路をある程度絞ったうえで、募集状況を早めに確認することが必須
2月退学は、情報収集のスピードが勝負です。
4.時期別・次の4月までにやること一覧
| 辞める時期 | 準備期間 | 優先してやること |
| 6月 | 約10ヶ月 | オープンキャンパス参加・進路の方向性を探る |
| 8月 | 約8ヶ月 | 9月中に進路を絞る・出願準備開始 |
| 2月 | 約2ヶ月 | 募集状況の即確認・出願を急ぐ |
どの時期であっても、「決めたら早めに動く」ことが後悔を減らす一番のポイントです。
5. 退学前に確認する3つのこと
① 学費の確認
退学届の提出期限を大学事務窓口に確認します。期限を1日でも過ぎると次の半期分が請求される場合があります。
② 奨学金の確認
日本学生支援機構(JASSO)の貸与型奨学金は、退学後から返還スケジュールが始まります。「即一括返済」ではありませんが、返還計画の確認は早めに。
なお、専門学校に再進学する場合は、在学届を提出することで返還を先延ばしにできます。進学先の専門学校で手続きします。
③ 退学届の提出
退学届の用紙は大学の事務窓口で受け取ります。保護者の署名が必要な場合もあります。学籍処理に日数がかかるため、期限ギリギリではなく余裕を持って提出しましょう。
6. 辞めた後の進路と、それぞれの「動き出す時期」
| 進路 | 動き出す時期の目安 |
| 専門学校進学 | 辞めると決めたらすぐ。出願は秋〜翌3月 |
| 就職 | 辞めると決めたらすぐ。ハローワーク・エージェント活用 |
| 別の大学へ編入 | 編入試験のスケジュールを早めに確認 |
| いったん休む | 期限を決めて。ずるずる長引かせないことが大事 |
気持ちの整理がまだできていない方
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7. 迷っている人へ
「辞める」と決めてから動くまでの時間が長くなるほど、次の選択肢は狭まっていきます。 気持ちが固まったら、まず大学の事務窓口に退学届の期限を確認する、それだけで十分です。 一歩動けば、次が見えてきます。
「とりあえず大学」で“ついていけない” “退学”など入ってから気づく人は多い。就活の評価は「どこを出たか」より「何ができるか」です。社会でちゃんと生きていけるように育てて送り出してくれる専門学校。一度見てみませんか?
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