はじめに:あなたの進路、本当に自分で決めましたか?
高校生が、進学先のオープンキャンパスに、保護者と同伴することが珍しくない時代になりました
それ自体は悪いことではありませんが、なかには「親の方が前のめり」というケースも見られます
本人が望んでいない進路、気持ちが乗っていない進学──それが、長続きするとは思えません
「とりあえず大学」「親に言われたから進学」では、進学後にモチベーションを保てず、途中で挫折するリスクも高くなります
進路選びに必要なのは、「誰かに言われたから」ではなく、「自分で決めた」実感です
もちろん、誰かに相談することも賛成です
それでも、最終的には自分の意思で決めることが大切です
■ 「進路選び」は本人の意思がすべての出発点
進学や就職の選択は、人生の大きな節目です
その判断に、本人の意思がないまま進んでしまうと、後悔やつまずきが起きやすくなります
高校生までは、決まった時間割に従い、学校の先生が入試情報を提供し、願書の提出や進学手続きまで手取り足取り面倒を見てくれます
しかし、進学後や社会に出れば、「自分で決めて、自分で動く」力が求められます
だからこそ、進路選びこそが「自立の第一歩」なのです
自分で決めた進路であれば、困難があっても、踏ん張る力が生まれます
■ 指定校推薦にも潜む「誰かが決めた進路」
指定校推薦は、大学が高校に対して「何名推薦してほしい」と枠を提示し、それに応じて学校推薦で進学が決まるのが現実です
さらに言うと、「推薦人数に至らない場合、翌年から推薦枠を取り消す」とまで伝えています(ホント)
受験勉強をしなくても進学できるため、人気が高まっています
しかし、問題なのは「推薦枠の中身」
本当に本人が希望していた大学・学部なのか
実際には、募集定員に満たない私立大学が、少しでも学生を確保しようと高校へ推薦枠を拡大しているケースも少なくありません
指定校推薦から退学者が急増している背景
興味のない分野、やりたくもない学問を学ぶことになれば、当然モチベーションは続きません
「思っていたのと違った」「授業についていけない」と、入学後に悩み、退学に至るケースも増えています
その根本には、「進路を自分で選んでいない」という問題があります
「選んでいるつもりでも、選ばされている」事実に気づいてください
■ 進学先に「親の希望」が強く出すぎていませんか?
多くの保護者は、子どもを想って「大学に行ってほしい」「将来困らない進路を」と願っています
その気持ちは自然ですが、強く出すぎると、子どもは本音を言えなくなってしまいます
「親が喜びそうだから」「反対されそうだから」といった理由で進路を選べば、子どもはいつまでも“誰かに認められるための人生”を歩むことになります
進路選びで大切なのは、子どもが「自分の声に耳を傾けること」
保護者の役割は、「方向を決めること」ではなく、「自分で決められるよう支えること」です
■ 社会で評価されるのは「自分で考えて動ける人」
進学後、就職し、社会に出ると、すぐに突きつけられる現実があります
それは、「指示を待つだけでは評価されない」ということです
社会では、自ら考え、動ける人材が求められます。課題を自分で見つけ、行動に移す
その力は、学生時代に「自分で選び、決める」経験をしてきた人こそが持つものです
進路選びで誰かの指示に従ってばかりいた人は、社会に出ても「誰かが何かを言ってくれるまで動けない」ままになってしまいかねません
■ 進路選びは「最終的に本人が決める」のが基本です
進路選びで一番大切なのは、「本人の意思」です
保護者や先生が情報を提供し、相談に乗ることは必要です
しかし、「最終的に決めるのは本人である」という前提を崩してはいけません
自分で決めた進路には、責任感も、意欲も生まれます。途中でつまずいたとしても、「自分が選んだ道」として、立ち上がる力になります
そしてその経験は、社会に出てからも必ず生きてきます
おわりに:「誰かの正解」より、自分の納得を選ぼう
子どもにとって進路選びは、人生で初めて「自分の意思で決める」大きな選択かもしれません
だからこそ、親も先生も、「決めてあげる」のではなく、「自分で決められるよう支える」姿勢が求められます
進学も就職も、「誰かが決めた道」では長続きしません
指示を待つだけの人間にならないために──。
「進路は、最終的に自分で決める」
このシンプルな原則を、あらためて見直すときです
「とりあえず大学」で後悔する人は、意外と多いんです。大事なのは「どこに行くか」より「何を学ぶか」「何ができるようになるか」。専門学校という選択肢、どんな分野があるか一度見てみませんか?
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