こんなことなら、大学じゃなくて、専門学校に行けばよかった

1. 大学に入ったけれど「違和感」を抱える人が増えている

高校のときは「とりあえず大学を勧められた」──そんな空気の中で、進学先を決めた人は少なくありません

でも実際に入学してみると、「あれ、何か違う」と感じ始める人が増えています

・思っていたのと違う

・講義の内容についていけない

・大学に向いてない

・なんでこの大学に来たんだっけ…..

もともと勉強が苦手だった人が、なんとなく大学に進んでしまったケースも多く、高校から勧められて、AOや指定校推薦で進学した人のなかには、大学の学び方や雰囲気に戸惑ってしまうことも多いようです

「大学って、もっと楽しいと思ってた」
「こんなはずじゃなかった」

そんな思いが、だんだんと重くのしかかってきます

2. 実際、大学を辞める人・休む人はかなり多い

こうした違和感を抱えたまま通い続けるのは、かなりつらいもの。
そして、その結果として、退学や休学を選ぶ人も少なくありません

文部科学省の調査データでは
大学を中退する人は年間で約6万人
休学する人は年間で約6万5,000人

つまり、何らかの理由で大学を離脱する人は、年間に12万5,000人もいるのです

数字を見ると、「自分だけじゃない」と気づけるはず

無理に大学にしがみつくより、「合わなかった」と認めることも、大切な一歩です

それは、失敗じゃありません、気づきです

3. あの時、なぜ「専門学校」という選択がなかったのか

大学が合わなかった人の中には、「高校のとき専門学校にしておけばよかった…」と振り返る人が多くいます

専門学校の魅力は、「職業に直結する学び」ができること

たとえば、

美容師、保育士、調理師、医療技術、ビジネス、ホテル、空港、ITエンジニア、Webデザイナー、電気、建築、CG、映像制作…..ほか、実践的なスキルを、効率のよいカリキュラムと実習を通じて学べます

少人数制の授業が多く、教員との距離も近いのが特徴

大学とはまったく違う雰囲気に、居心地のよさを感じる人も少なくありません

また、大学から専門学校に転職してきた講師が、
「大学時代には想像もしなかったほど、専門学校は学生との距離感が近い」
と驚いている話はよく耳にします

高校の進路指導は、とにかく大学が最優先で、専門学校の情報をちゃんと知る機会は少なかった人は多いようです

あの時、

「専門学校をもっと調べていたら」

「専門学校の情報がもっと身近にあったら」

「専門学校を選んでいたら….」

今からでもやり直すことはできます

4. 専門学校への再進学でも、「新卒扱い」になる

「大学を辞めたら終わりだ」そう思っていませんか?

そんなことはありません

実は、専門学校に入学する人の4人に1人は、大学中退者も含む社会人です
年に4万人もいます

全員、専門学校に入り直すことで、“新卒”として就職活動ができます
しかも、大学の就活と違って、専門学校には“企業から直接”採用依頼が届きます

学生1人に対して、数社~十数社の“求人依頼=オファー”があり就職率はほぼ100%

大学中退は決して「マイナス」ではなく、「より自分に合った道を選び直した」だけです

企業側も、「専門学校を卒業した」実力を前向きに評価してくれます

5. まだ間に合う4月入学のチャンス

いま大学に違和感を抱えているなら、専門学校の「4月入学」をひとつの選択肢として考えるのも手段です

多くの専門学校では、オープンキャンパスや学校説明会を実施しています
学費の分納など、お金に関することも、気軽に相談できます

また、意外と知られていませんが、どなたでもAO入試の対象になります

専門学校の入試は「志望動機書(進学理由)」と「面接(やる気・目標)」がメインです

今からでも遅くはありません

自分に合った環境で「学び直す」ことができれば、未来は確実に変わります

6. おわりに:この気づきを、未来のきっかけに

「こんなことなら、専門学校に行っておけばよかった」

そう思っているあなた、
同じように考えて再スタートをしている仲間は大勢います

大学をやめることは、失敗ではなく「気づき」です

「合わない道に気づいて降りることも進路」です
その気づきをもとに、新しい選択をすることこそが、本当のスタートです

専門学校という環境が、自分を取り戻す場所になるかもしれません

迷っているなら、まずは動いてみてください

あなたに合った道は、必ず見つかります

専門学校は都道府県の認可校です