専門学校はいつまで入れる?知らないと損する、手続きの時期

はじめに

「専門学校に入りたい。でも、まだ間に合うの?」
「手続きっていつまでに終わらせる必要があるの?」

こんな疑問を持つ高校生・大学中退者・社会人は少なくありません

結論からいうと、専門学校は大学よりも出願時期が柔軟で、
「まだ間に合う」ことも多いのが特徴です

ですが、知らなかったことでチャンスを逃してしまう場合もあります

この記事では、専門学校の出願スケジュールと、それぞれの立場から「いつ動けばよいのか」をわかりやすくまとめます

1:専門学校の出願はいつからいつまで?

専門学校の出願は、学校や学科によって時期が異なります
ですが、おおよその流れは以下のとおりです
※正式な日程は、ご希望の専門学校でご確認ください
※志望校が決まっている場合、早めにお手続きください

AO入試
6月〜10月頃(エントリー方式、面談中心)
※実際は、もう少し遅くまで実施している学校もあります

推薦入試
10月〜12月頃(学校推薦・指定校推薦など)
※出願は10月1日~

一般入試
1月〜3月頃(筆記や面接)
※出願は11月1日~

ほとんどの専門学校は9月〜翌年3月ごろまで出願を受け付けています

ただし注意したいのは、国家資格の学科は入学定員数に厳格だということ

定員に達し次第、募集を締め切りになります

つまり「3月まで募集」と書かれていても、人気のある学科は秋の時点で定員が埋まってしまうこともあります
志望校が決まっているなら、なるべく早く動くのが基本です

2:高校生はいつまでに決めるべき?

高校生にとって最も早い進学ルートは「AO入試」です

この制度は、学力試験ではなく、「志望理由」や「適性」で判断されるため、高校3年生の夏までに進路を決めて動く必要があります

次に、推薦入試(指定校推薦も含みます)を考える場合は、秋頃には意思を固めておく必要があります

学校推薦をもらうには、校内選考や調整もあるため、先生との早めの相談がカギになります

一般入試は年明け以降でも受験できますが、
出願が遅くなるほど選べる学校・学科は限られてくるのが現実です

「とりあえず大学」という流れに乗る前に、
本当にやりたいことは何か?を少しでも早く考えて動けた人から、希望の進路をつかんでいます

3:大学中退者・社会人は今からでも間に合う?

専門学校は、高校卒業後の人たちにも広く門戸を開いています

大学を中退した人や、社会に出てからやり直したいと考える人も多く、
そうした人たちを歓迎している学校は少なくありません

特に大学中退者や社会人の場合、年明け以降〜3月まで出願できる学校も多数あります

「今からでも入れるのか?」と不安な人は、
気になる学校に直接問い合わせるか、個別相談に参加するのが一番早い方法です

4:出願が遅いと何が困る?

「3月まで募集してる学校はあるから、ゆっくり決めよう」
そう思っているうちに、こんな問題が起きるかもしれません

・志望していた学科が定員締切になっていた

・入試日程に間に合わず、翌年まで待つことになった

・学費の準備や、奨学金の申請期限に間に合わなかった

特に、高校を卒業してからブランクがある人ほど、
「決断が遅れたことでチャンスを逃した」という声が多いです

また、国家資格の学科は、入学定員に厳格ですので手続きはお早目に

自分でスケジュールを立てて進学行動をするので余裕を持って行動してください

早めに動くだけで、選べる幅、入試のチャンスの広がるのが専門学校の特徴でもあります

5:今からやるべき進学準備リスト

「進学したい気持ちはあるけど、何から始めれば?」という人へ

以下の準備を、今から始めておくと安心です

✅ 気になる学校の資料請求

オープンキャンパスや学校説明会に参加

✅ 出願スケジュール・入試の種類をチェック

✅ 保護者や周囲と進学について相談

学費・奨学金情報も早めに確認

資料請求は、ネットで1〜2分あればできます
費用は無料です

学校説明会や個別相談は、社会人でも参加しやすい時間帯に設定されていることが多く、気軽に参加可能です
参加費用は無料です

おわりに

専門学校は、大学よりも進学タイミングに柔軟性がある進路です

「今からでも入れる」ことは多く、決して遅すぎることはありません

「資格取得」「希望業界に就職」「学費の分割」など、

「自分の希望を叶えられるかどうか」で判断してください

早く動く人ほど、「情報収集」「受験できる学校数」「入試の回数」など、
より多くの選択肢を持てます

まずは、小さな一歩──資料請求や説明会への参加から始めてください

専門学校は都道府県の認可校です