指定校推薦ついていけない─大学生も高校生も「選び直す」自分

はじめに──進学して戸惑う大学生・進学先を検討中の高校生へ

「指定校推薦で入ったけど、正直キツい」
「授業が理解できない」「もう辞めたい」──そんな声が大学で増えています

一方、まだ進路を決めていない高校生も、
「今なら指定校の枠があるよ」と言われると、なんとなく乗りたくなものの“指定校推薦で入って”ついていけますか?─そんな声が聞こえてきます

大学生も高校生も、進学先が「合っていない」「合わないかも」と気づいたとき、どうすればいいのか

そんなとき、「選び直し」は、とても大事な考え方です
自分で気づき、自分で選択する、人生を取り戻すチャンスが「選び直し」なのです

【前半】大学で行き詰ったあなたへ──「選び直し」は甘えじゃない

◆「ついていけない」はよくあること

推薦で大学に入ったはいいけど──
・専門用語ばかりで話についていけない
・興味が持てず、授業が苦痛
・「なんでここにいるんだろう」と思う毎日

それ、あなただけじゃありません。
そもそもその学部、「自分で選んだ」わけじゃなかったのでは?

◆無理して続けるほど、苦しくなる

・卒業すればいいけど、続けられるだろうか?
・親に心配かけたくない?
でも、自分をすり減らしながら通い続ける4年間は、相当しんどいはずです

気づいた今こそ、立て直すタイミングです

◆道は一つじゃない

・専門学校で再スタート
・通信制大学で働きながら学ぶ
・一度社会に出て、改めて考え直す

やり直しは、いくらでもできます
「向いてない」と気づいたなら、動いた方がいいです

選び直す勇気が、これからの強さになります

【後半】高校生へ──その指定校、ほんとに行きたい大学?

◆「今なら行ける」だけで選んでない?

・座学の勉強はあまり得意じゃないけど
・先生が「この大学、今ならいけるよ」と言ってきた
・親も「大学くらい出ておきなさい」と言う

…でも、その大学・学部、あなたが本当に学びたいことですか?

指定校推薦は確かに“チャンス”に見えるけど、
行ってからついていけない人が、あとを絶たないのが現実です

◆「ラクして大学」は、あとでしんどい

指定校推薦=楽して大学進学
でも、合ってない学部に入れば、
・授業が理解できない、ついていけない
・関心が持てない、向いてない
・この大学を出て、キャリアにつながる?

結局あとで、「なんでこの道を選んだんだろう」と悩むことになります

◆「自分で決める」ことが、将来の力になる

進学先を誰かに決められたまま社会に出ると、
「指示待ち」で動けなくなる。
「やらされ感」で苦しくなる。

だから今、考えてほしいのです
「この進路、本当に自分で選んだ?」かと

納得して決めた進路は、大学でも、社会でも、自分を支える土台になります

おわりに──立ち止まっていい。選び直していい。

大学生も高校生も、気づいたときがスタートです

いま違和感を感じているなら、無視しないで

「一度決めた道」より、「これから納得できる道」を選んでください

選び直す勇気が、自分の人生をつくっていきます

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