指定校推薦で入った大学を退学する際の
注意点・謝罪は必要?
謝罪は必要?おわびで十分です
一般論として
「謝罪したい気持ち」を持つことは大切だと考えられますが、ニュアンス的には、おわびで十分でしょう。
相手への迷惑や失礼を踏まえて
申し訳ない、ごめんなさい、という気持ちです。
たとえば
「せっかく、指定校推薦で入学できたのに、辞めることになってしまい残念です。申し訳ない気持ちでいっぱいです」
このように、素直に気持ちを伝えることで十分でしょう。
必要に応じて「状況説明文書」
いわゆる「謝罪文」のような文書を正式に提出する義務はありません。口頭で報告したあと、「文書」を求められたら、指示どおり提出します。
原則としては高校に連絡した方が望ましい
指定校推薦の背景
指定校推薦は「大学」と「高校」の信頼関係で成り立っています。
つまり、大学が特定の高校に対して推薦枠を与え、高校長の推薦に基づいて選考が行われるのが「指定校推薦」の仕組みです。
そのため、退学となると「推薦枠に影響がでる可能性」があるというのが一般的な考え方です。
大学は定員確保のため幅広い高校に推薦枠を提示し、高校も実績作りのため「大学推し」をしています。途中退学する人が出ることは、ある程度予想の範囲内です。
あなた一人だけの責任ではありません。必要以上に罪悪感を持ち続ける必要はありません。
あなたと高校の関係性はこれからも続きます
大学を退学したあと「他の大学を受験する場合」や「専門学校など他の進路に進む場合」または「就職する際」など、高校の「卒業証明書」を求められることがあります。
※卒業証明書は高校で発行します
ですから、けんか別れにならないようにした方がよいでしょう。
高校内の規定
高校によっては、指定校推薦で進学した生徒の退学について、報告義務を定めている場合もあります。
- 推薦時に「大学を中退したら高校に連絡する義務がある」という書類にサイン
- 「指定校推薦だから退学しないで頑張りなさい」とは言われているはず
書類の場合、保護者もサインしていると思いますが、結果として大学を続けられなくなったのですから、「仕方ない」と割り切って先に進みましょう。
退学する理由によっても対応が変わります
やむを得ない事情(病気・経済的理由):正直に状況を説明し、理解を求めましょう。
環境が合わない・心身の健康を害する恐れ:無理をして在籍し続けることが良い結果にならない可能性があります。正直な気持ちを伝えることが重要です。
他にやりたいことが見つかった:前向きな決断である可能性もあります。感謝の気持ちと共に、新たな目標を伝えましょう。
報告や、おわびの気持ちを伝えたいのであれば、直接会って話すか、電話で伝えます。
話の内容からして、メールやLINEなどは失礼にあたるので気を付けましょう。
高校への連絡・相談のポイント
退学を決意したら、できるだけ早く高校の担任の先生や進路指導の先生に連絡しましょう。
大学の内容が思っていたものと違うこと、学業についていけなかったことなどを、正直かつ具体的に伝えましょう。感情的にならず、冷静に話すことが大切です。
※あなた一人だけの責任ではないと思います
退学後の進路について、何か決まっていたら考えていることを伝えましょう。他の大学に再受験を考えているのか、専門学校や就職を考えているのかなど。
可能であれば、保護者の方と一緒に電話連絡し、報告することをお勧めします。
高校に連絡しない場合の可能性(リスク)
1大学から高校に連絡
指定校推薦で入学した場合、大学から高校へ退学の手続き状況について連絡が入る可能性は大きいでしょう。
2高校からあなたに連絡
大学から連絡が入り、高校からあなたや保護者へ連絡が入る可能性が高くなります。
- 高校の指定校推薦枠に影響の出る可能性がある(仕方のないこと)
- 大学再受験、専門学校進学、就職の際に「高校卒業証明書」が必要
※今後、証明書が必要になった場合に連絡がしづらい関係は好ましくありません
「退学する前に相談」もしくは「退学した後に報告」のため高校に連絡することをおすすめします。
大学への退学手続き
高校への連絡と並行して進めましょう
大学の窓口で退学手続きについて確認し、必要な書類や期日などを把握しましょう。
通常、大学は半期単位で動いています。
前期:4月~9月末 / 後期:10月~3月末
学費は通常、半期ごとに振込手続きを行っているので、9月末、3月末のぎりぎりになる前に「退学手続き」を済ませないと、次の半期の学費支払い義務が生じてしまいます。
退学すると決まったら、大学の窓口に確認して速やかに手続きを行ってください。
※奨学金を受給している場合は、止める手続きも行いましょう
一人で悩まず相談を
退学は大きな決断ですが、あなたの将来における全ての可能性が無くなるわけではありません。
一人で悩まず、保護者、大学のキャリアセンター、高校の先生など、信頼できる人に相談してみてください。
後悔のない選択ができるよう、慎重に考えて行動してください。
応援しています。
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