大学中退から保育士になるには

大学を中退していても、条件を満たせば保育士試験を受験できます。この記事では、大学中退から保育士資格を取得する方法を解説します。

大学中退でも保育士試験は受験できる

以下の条件を満たせば、保育士試験の受験資格が認められます。

受験資格の条件

  • 大学に2年以上在学していたこと
  • 62単位以上を修得していること

学部や学科は問いません。保育とは関係のない専攻でも受験できます。

62単位は、一般的な大学で2年修了時に取得できる単位数です(1年で30〜35単位程度が標準)。ただし、受験時点で既にこの条件を満たしている必要があります。

実習経験がなくても合格できる?

保育士試験は筆記試験(9科目/2026年時点)と実技試験で構成されていて、実習経験はなくても構いません。独学や通信講座でも受験可能で、多くの人が実習経験なしで受験しています。

試験内容と合格率

  • 筆記試験:保育原理、教育原理、社会的養護、子ども家庭福祉、社会福祉、保育の心理学、子どもの保健、子どもの食と栄養、保育実習理論
  • 実技試験:音楽表現、造形表現、言語表現から2分野を選択
  • 実施時期:前期、後期で年2回実施されています

合格率は約20%ですが、しっかり勉強すれば十分合格可能です。

有効な選択肢、専門学校

保育士資格を取得する方法は大きく2つあります。1つは保育士試験を受験して合格する方法、もう1つは専門学校など(保育士養成施設)を卒業する方法です。

卒業時に無試験で保育士(国家資格)取得

専門学校では、卒業時に無試験で保育士資格が取得できます。また、実習を通じて現場経験を積めるため、就職後もスムーズに働き始められるメリットがあります。

就職支援も充実

また、求人依頼は学校に直接届くスカウト型です。学生1人に対して10社程度の求人があります。進路指導も充実しているので安心して納得いく就職ができます。確実性を求めるなら、専門学校は非常に有効な選択肢です。

保育士試験がいいのか、専門学校がいいのか両方の方法を比較してみましょう。

保育士試験 vs 専門学校

保育士試験を受験する方法

メリット: 時間の自由度が高い、費用が安い(テキスト代・受験料のみ)、すぐに受験可能

デメリット: 合格率約20%、実習経験が積めない、就職活動を自分で行う

専門学校に通う方法

メリット: 卒業すれば確実に資格取得(試験なし)、実習経験が積める、即戦力として仕事に就ける。就職サポートが充実、体系的に学べる

デメリット: 2年間(夜間部は3年)の通学が必要、学費がかかる(分納可)

どちらを選んだ方がいい?

すでに62単位を持っていて、時間と費用を抑えたいなら保育士試験を受験するのも方法です。確実性や現場の実習経験、就職支援を重視するなら専門学校を検討しましょう。

ご自身の状況(時間、予算、学習スタイル)に合わせて最適な方法を選んでください。各、専門学校でも状況に合わせて、問い合わせを受け付けています。

専門学校は都道府県の認可校です