増える大学中退者の背景とその後
いま、大学中退者が増加傾向にあります。背景には、入学定員を満たせない大学による指定校推薦の乱発や、高校側の大学進学偏重の進路指導があると指摘されています。「指定校推薦で入れる」という言葉を信じて入学したものの、授業についていけず挫折してしまうケースも少なくありません。
大学中退=人生終わりじゃない
しかし、大学を中退したからといって人生が終わるわけではありません。ここでは、中退後の3つの選択肢について解説します。
1. 大学中退のまま就職活動をする道
最もシンプルな選択肢は、中退後すぐに就職活動を始める方法です。学歴は高卒扱いになりますが、何かしらの仕事に就くことは十分可能です。
若さは大きな武器になります。未経験者可の求人も多く、営業職、販売職、製造業、飲食業など幅広い業界で採用のチャンスがあります。ただし、新卒者と比べると選択肢が狭まる可能性や、初任給に差が出る場合もあることは理解しておきましょう。
中途採用扱いになることが多い
- 新卒枠ではなく 中途採用(既卒扱い) で応募する企業が多いです。
- ただし、20~21歳で社会経験ゼロなら「第二新卒扱い」として見てくれる企業もあります。
正社員になれる?
- 正社員になれる可能性は十分あります。
- ただし未経験なので、求人は「未経験OK」などに絞られます。
- 最初は契約社員・アルバイトスタート→正社員登用というケースもあります。
中退理由を前向きに説明できれば、採用担当者の理解を得られることもあります。
2. 専門学校を経て新卒正社員=実は近道
「急がば回れ」という言葉がありますが、専門学校を経由して就職する道も有力な選択肢です。
専門学校では1〜2年で実践的なスキルを身につけられます。IT、医療、保育、美容、調理、語学、ビジネス、宅建士、デザイン、ホテルなど、技術を身につける分野が充実しており、資格取得も目指せます。専門学校卒業という新しい学歴も得られるため、高卒のみで就職するよりも選択肢が広がります。
新卒でもスカウト型の就活
また、専門学校には企業との強いパイプがあり、就職サポートも手厚いのが特徴です。即戦力として評価されやすく、正社員としての就職率も高い傾向にあります。
3. 専門学校を経て公務員になる道=実は近道
方針転換として、公務員を目指す道もあります。公務員試験は学歴よりも試験の点数が重視されるため、大学中退者にもチャンスがあります。
独学での合格も不可能ではありませんが、確実性と効率性を考えると、公務員試験対策に特化した専門学校への進学が有効です。専門学校では試験のノウハウが体系的に学べ、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境が整っています。
公務員試験に合格すれば学校を辞めてもOK
重要なポイントは、公務員試験に合格することが目的であるため、在学中に合格すれば専門学校を途中で辞めても問題ないということです。柔軟に対応できるのが、この選択肢の利点と言えるでしょう。
まとめ=専門学校はひとつの近道
大学中退は決して終わりではなく、新たなスタートです。すぐに就職する道、専門学校で技術を磨いて就職する道、公務員を目指す道——それぞれにメリットがあります。 大切なのは、自分の適性や将来像を見据えて選択することです。焦らず、自分に合った道を見つけてください。
大学に行くことだけが、進路の正解じゃありません。「何を学ぶか」「どう働きたいか」から考えると、『とりあえず』ではなく『本気で』学ぶ意味も見えてきて、専門学校のほうが合う人もたくさんいます。どんな分野があるのか見てからでも遅くありません。
あなたに合った専門学校がみつかるかもしれません。
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