企業から求人オファーが来る!専門学校の就活界隈

「即戦力」を求める企業と、「実践力」の専門学校生はベストマッチング

ネットニュースなどで、「人材不足」や、「大企業の新卒初任給が上がっている」話題を目にした人も多いと思います

でも、ここで知っておくべきことがあります

「企業は、給与を支払いたくて新卒採用している」のではなく

「より能力のある新卒を採用して、一日も早く現場で活躍してほしい」のです

一部の大手企業を除き、「ゆっくり新卒を教育する」時間はないのが実状です

その点、専門学校は卒業後の目的が明確で、学生の「資格取得」「スキルアップ」を効率よく習得できる学習環境と企業との太いパイプが整っています

企業との太いパイプ

専門学校の“実践力”教育とは?

ものすごく分かりやすく、「パン」を例に説明をします

「大学の学び」は、広い視野を養うことです
「パンの歴史や文化は?」「何故おいしいパンが作れる?」といった理論や背景などから、これまでになかった新しいパンの概念を生み出すようなイメージです

「専門学校の学び」は、即戦力を育成します
「どうしたらモチモチのパンが焼けるか?」「クロワッサンを美味しく仕上げるには?」と言った、より具体的な技術を習得するようなイメージです

比較まとめ専門学校大学
教育の中心実技・実習理論・研究
成果目標資格・技術知識
採用企業の評価即戦力を期待総合職に期待

このように
専門学校の強みは、「現場で使える力=実践力」を育てる教育にあります

実習や演習を中心とした授業、業界で活躍するプロからの直接指導、資格取得を見すえたカリキュラム──。

座学で終わらせず、「やってみる・できるようになる」プロセスがしっかり設計されています

実践力とは、単に技術があるだけではなく、現場で求められる態度や思考力も含まれます

つまり、課題に自ら気づき、周囲と連携しながら、解決に向けて行動できる力。
だからこそ、専門学校の学生は企業から「すぐに活躍できる」と期待されているのです

「即戦力」を求める企業と、「実践力」の専門学校生は、ベストマッチングといえるのです

現場で活躍できる人=専門学生、という真実

人手不足や業界の即戦力ニーズが高まる中、企業は“自社で一から育てる”ことが難しくなっています

そのため、「入社初日から現場に立てる人材」を求める声が年々増加しています

それは少しオーバーな表現かもしれませんが「職場で求められる、必要最低限の知識、考え方を学生時代に習得してきてほしい」というのは、本音です

だからこそ、専門学校生のように、技術や知識をすでに持ち、社会人としての基礎も学んできた人材は、企業にとって貴重な存在になっています

たとえば、ホテル・観光、IT、医療、建築、デザイン、美容師、保育、調理などの分野では、専門学校の卒業生が第一線で活躍しているケースが多数あります

企業側から「〇〇校の卒業生が良かったので、来年もぜひ採用したい」と逆指名がくることも少なくありません

現場で活躍できる人=専門学生

大学と専門学校の就活の違い
専門学校の就職率ほぼ100%

専門学校は、就職支援の体制も強力です

各業界との太いパイプを活かし、独自の求人ルートを多数確保しています

一人ひとりに合わせた面接対策や履歴書指導、企業研究のサポートなど、きめ細かい指導が徹底されています

中には「企業担当者が直接学校を訪れ、学生に会いに来る」ケースもあり、いわば“スカウト型の就活”の状況が現実に起きています

これが「企業から求人オファーが来る!」という、専門学校ならではの強みなのです

専門学校には
それぞれの業界から毎年、学生1人につき数社~十数社の求人依頼(オファー)が届きく「直接求人」です。つまり、スカウトが来る就活です

大学は
学生が自ら就職情報サイトなどを通じ1社づつ企業にエントリーシートを提出する「間接求人」がメインで、審査に通ると次に進める(売り込み型)の就活です

就活のまとめ大学専門学校
求人スタイル進学サイトを通じて、採用情報知る「間接求人」学校に直接、企業の求人依頼が届く「直接求人」
就活の第一歩学生自ら企業を探し1社づつエントリーシートを提出学生1人につき学校に、数社~十数社の求人依頼がある
就職支援体制職種の判断、待遇面の確認などは、学生の自己責任です待遇面の確認など、学生に代わり企業に問い合わせることも

進学=とりあえず大学、じゃない時代に

私立大学の6割が定員割れ

私立大学の乱立で、人気のない大学は学生が集まらなくなっています

その結果、偏差値の基準を事実上無くして「入試は手続き化」しています

Fラン大学の多くがここに当てはまります

進学=とりあえず大学、じゃない時代に

年間12万5,000人が大学を離脱

入試が手続き化して“とりあえず大学”の時代は、すでに終わりを迎えています

必要な学力が伴わず、目標を持たないまま、大学に進学してすぐ
「こんなはずじゃなかった」「向いてない」「辞めたい」という人が増えています

大学を退学する人は年間6万人、休学する人は年間6万5,000人、
合わせて12万5,000人の学生が、大学を離脱しています

学びのゴールが明確で、卒業後の仕事につながる専門学校という選択肢は、今後これまでとは違った価値を生み出すでしょう

「技術・資格を習得つけたい」「就職に強い進学をしたい」
そんな思いを持つ高校生やその保護者の方へ

ぜひ、専門学校という“就職強者ルート”も選択肢のひとつとして知っておいてください

専門学校という就職強者ルート
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