ネットで見かける「意味ない」ってホント?
「専門学校 意味ない」。
本気で信じている人は少ないと思いますが、誤解をそのままにしておくのはもったいない話です。
「専門学校は意味ない」と言うのはどういう人か?
ある一面の切り取り
- 資格は独学でも取れる
- 専門学校を出ても就職できる保証はない
こうした意見は“表面的には”正しい部分もあります。
ただし「現実の専門学校の強み」が見落とされています。
書き込みで多いのが、「専門学校に行ったけど意味が無かった」
または、「専門学校に行かなくても、〇〇になれた」というもの。
それは実力のある人の話
でも、それほど実力があるのであれば“そもそも専門学校に行く必要がなかった人”です。
「本当に実力があって自己管理できる人は、行く必要はありません」
「自力で資格も取れる、自ら企業に応募して合格できる人は、専門学校に行く必要はないのです」
でも大多数の人は、それができないから進学しているのです。
【資格取得系学科】 合格へ“手厚いサポート”
自力でできる人は独学でOK
資格は独学でも取得できます。
自分で計画を立て、勉強を続けられる人には学校は必要ないでしょう。
ただ、実際には「途中で挫折してしまう」「効率的な勉強法が分からない」という人が多いのが現実です。
- 専門の先生が合格に直結する学習法を指導
- カリキュラムが体系的に組まれており、迷わず学べる
- 模擬試験・補習・個別指導まで徹底サポート
学校に通うことで、資格取得までの道のりを“着実に”進められるのです。
【業界就職系学科】 業界から“厚い信頼”
自分で挑戦できる人はそれでもOK
たしかに、専門学校を出なくても希望業界に応募することは可能です。
自分で企業を探し、応募し、採用を勝ち取れる人にとっては、それが一つの道でしょう。
しかし現実には、専門学校には業界からの厚い信頼があります。
- 長年の人材輩出の実績
- 企業からの「新卒求人依頼」が直接届く仕組み
- 学生一人に複数(数社~十数社)のオファーが集まるのが一般的
- ちなみに大学は、学生自ら一社づつエントリーシートを提出し選考を受ける就活です
このように
“応募できる人”と“業界から求められる人”との差は大きいのです。
信頼のネットワークを活用できることこそ、専門学校の強みと言えます。
それでも行かなくていい人とは?
自己完結できる人のみ
- 自力で資格を取れる人
- 自分で会社を探し、応募して内定を勝ち取れる人
つまり、実力があり自己完結できる人にとっては、専門学校に行く必要のない場所です。
逆に言えば、それ以外の人にとって専門学校は強い味方になるのです。
専門学校に行く“本当の意味”
社会で生きる基礎力を育てる場
専門学校の価値は“資格や就職”だけではありません。
- 実習で「自信」をつける
- 仲間や先生と取り組み「責任感」を養う
- 経験を重ね「自立心」を育む
- その流れで「正社員就職」をする
社会で生きていくための基礎力を、短期間で身につけられるのが、専門学校の“本質的の価値”なのです。
まとめ
「意味ない」は大きな誤解を生む
実際には、
- 資格合格へ導く“手厚い支援”
- 業界からの“厚い信頼”による正社員就職実績
- 社会で生きるための“基礎力養成”
これらがそろっているのが専門学校です。
だからこそ──「専門学校に行くことには、確かな意味がある」のです。
それでも資格・就職が心配
行く意味があるか不安な人
- その学校に、直接確認することをおすすめします
- オープンキャンパスや説明会が聞きやすいでしょう
- 希望する資格が取得できるのか
- 希望する業界に就職できるのか
そこで、納得のいく答えが得られたら、「専門学校に価値がある証拠」。
「専門学校に行く意味」はあるのではないでしょうか。
専門学校は都道府県の認可校です |

読者対象
最新記事
- 「専門学校意味ない」は間違い──「資格・就職」で圧倒的実績
- 評価は学歴から学習歴へ─人材採用が進化する「令和の真価論」
- 大学のオープンキャンパスで見た、親子のリアルなすれ違い
- 親に進路を反対されたらどうする?
- 専門学校へ行こうよ
- 学部が決められないのに大学進学?─進路の矛盾に気が付いた
- 学歴にこだわる親をどう説得する?親の理解と子供の進路戦略
- Z世代の再起動=親世代に定着した「常識」の上書きが始まった
- 専門学校のいいところが今の高校生に合っている7つの理由
- 「大学中退=人生終了」じゃない──選び直しのスタートライン
- 「なんちゃって学歴」は通用しない_「学習歴、体験歴」の時代へ
- Fラン大vs専門学校_選ぶ前に考える「卒業してなんぼ」の視点
- 専門学校で開花する「生きる力」─自信・責任感・自立心
- 指定校推薦ついていけない─大学生も高校生も「選び直す」自分
- 指定校推薦で大学中退も─後悔しないための専門学校という選択
- 大学中退は「終わり」じゃない──専門学校で広がる可能性
- 高校進路指導の問題点──それって進路ガチャじゃないの?
- 指定校推薦で大学、退学_次こそ自分で決断する“本当の進路”
- 進路は自分で決める!指示待ち人間 にならないための第一歩
- 選んだつもりで選ばされている大学進学になっていませんか?
- 専門学校はいつまで入れる?知らないと損する、手続きの時期
- 高校生「やりたいことがない」のではなく、「言えないだけ」かも
- Fラン退学する人、専門学校で伸びる人、子どもに合う進路とは?
- 高校1・2年生の進路選び、親子でチェック指定校推薦の”注意点”
- 指定校推薦の退学_進路指導で教えてくれない“退学者”の話
- Fラン大学進学は本人の意思次第_ 「入れればいい」は危険です
- 指定校推薦の裏側―「大学と高校」の”事情により”退学者が増加
- Fラン大量産“私大バブル”崩壊で─気づき始めた高校生と保護者
- こんなことなら、大学じゃなくて、専門学校に行けばよかった
- 指定校推薦の退学者が増加中_高校と大学の”取引”に生徒は不在
- 指定校推薦の被害「大学進学のカラクリ」─誰のための進路指導か
- 高校1年で知っておきたい“とりあえず大学”の落とし穴
- 大学辞めたい人が急増中_半期学費の支払いが生じる前に手続き
- 「とりあえず大学」の発想は本当に危うい
- 進路が決まらない高校2年生へ──あせらず出会う進路のヒント
- 大学を辞めた後「何を学べばいいかわからない」人への進路ガイド
- 大学と専門学校、オープンキャンパスで見える「親の関わり方」の違い
- 専門学校の入試_大学と違う?試験内容・時期などわかりやすく
- 将来したいことがない高校生へ──進路の考え方と選択のヒント
- 専門学校 入試問題レベル_難易度?勉強は必要?
- 大学中退は親泣かせ?親の気持ち_心配は当然・次どうするの?
- Fラン大学進学は、就職やキャリアに不利になる可能性がある?
- 入ってから「大学向いてない」と言う人が激増中_事前にチェック
- 大学辞めてどうする?─「次の一歩」の考え方とスケジュール
- 指定校推薦デメリット_大学進学前に親子で確認したいこと
- 大学を辞めた後――タイプ別で見る「あなたらしい進路」
- 『大学についていけない…』と感じたら読む記事_不安・中退・留年・辛い
- 専門学校に行くメリットを、まだ誰もちゃんと教えてくれない
- 高校生したいことリスト_まとめ方のヒント
- Fラン大学行きたくない・続けられるか不安と思ったら読む記事
- ITおすすめ資格10選_初級・中級・上級
- アイリスト 資格 働きながら安く_美容専門学校 通信課程
- 大学辞めた後、就職or専門学校の2択_今の実力ならどっち?
- 企業から求人オファーが来る!専門学校の就活界隈
- 氷河期世代の子供(Z世代)の君へ 「自分らしい」進路の見つけ方
- 大学中退から逆転!IT専門学校で叶える“自信と実力”の武装
- 美容専門学校「通信」・アイリストも・学費安い・昼間部との違い
- 【大学退学手続き】用紙もらい方・出し方・いつまで・親の捺印
- IT資格いらない?意味ない?業界が求めるおすすめ資格10選
- 【社会人から専門学校】手続き・お金・入試・4人に1人が社会人
- スポーツを支える・動かす仕事!!語学×ビジネスという選択肢
- 未経験でもゴールが見える専門学校━行くメリット
- 大学中退_各種証明書・単位引継ぎ━申請期限、有効期限の解説
- 子どもが大学をやめたとき_親ができること、本人ができること
- 今、”目指すのは”空港・ホテルの仕事-2年後、希望の制服を着る
- 大学中退=失敗・逃げじゃないよ!合わない道を降りるのも進路
- 大学辞めたい・合わない・退学手続き・向いてない人もいます
- 【美容師免許の取り方】最短で2年・試験内容・学校紹介
- 大学指定校推薦_うつ、退学、親の安心で子どもが苦しむことも
- “個人尊重”の時代、世界の適性進学と日本の進路の大きな違い!
- 専門学校卒が最前線で活躍しているホテル業界のリアル
- IT・情報系専門学校は意味ない?_AI時代でも意味がある理由!
- 高校をテレビに例えると進路指導は大学偏向報道じゃないの!?
- 就職氷河期世代が親として向き合う子ども(Z世代)の進路
- Fラン大・ボーダーフリー大の退学率は高い!?その背景にある要因とは
- 高校生進路希望調査【本人欄】書き方と例文
- 大学全入時代は大学入試たたき売り時代か!?年間12万人超が離脱する、ミスマッチ進学の代償
- 指定校推薦で入った大学を退学する際の注意点・謝罪は必要?
- 子どもたちの「できた!」がやりがい_感動の毎日 保育士・幼稚園教諭
- 【通信制 専門学校】学び方・分野・資格・学校紹介