「IT専門学校は意味ない」と言われる理由と”実際のところ”を解説

「IT専門学校 意味ない」?その検索に少し待った

何の影響を受けたのか、どんな情報でそう思ったのかは分かりませんが、「IT専門学校 意味ない」と検索する人が一定数います。
まず、結論から言うとIT専門学校には意味があります。

今はAI時代と言われますが、AIを使いこなすには、プログラミングやITの基礎知識が必要です。
設計ができる、間違いに気づける、修正ができる──これらはAI任せにはできません。
むしろ、AI時代だからこそIT専門学校の存在意義は高まっています。

■「意味ない」と言われる理由は?

よく挙げられる意見は次の通りです。

  • 授業が難しすぎる/簡単すぎる
  • 現場で通用する実践力が身につきにくい
  • 講師の質にばらつきがある
  • 大学と比べて就職の選択肢が狭い

これらには、誤解や極端な情報が混ざっています。

実際のところ、どうなのでしょう

一つずつ見ていきます。

■就職の選択肢は?

これは実際、大学のほうが幅広いです。
大手IT企業の中には「大卒以上」を条件にしているところもあります。
その点を強く気にする人は、受験勉強に力を入れて、大学の情報系学科への進学を選ぶべきと思います。

■講師の質は?

「知識」「経験」「教え方」など講師の質について、不安を感じる声もあります。

ただ、これは大学でも同じです。
大学は壇上からの一方向講義が多く、「教え方が上手いかどうか」は受けてみないと分かりません。

専門学校は「先生と学生の距離感が近い」と言われています。関係性が近い分、質問しやすい・個別に分からないことを聞けるという人も多いです。

■実践力は身につきにくい?

これは事実と逆で、専門学校は現場で必要なスキルに直結した学びが中心です。

国家試験対策が多いと言う人もいますが、新卒採用では、資格は企業が応募者の力量を判断する材料になります。
大学は「理論」「使い方」を重視し、専門学校は「実務」「即戦力」に近いイメージです。

ちなみに、将来転職することになった場合は、「会社でどういう仕事をしたか」が評価基準になります。

■授業が簡単/難しい?

これは個人差が大きいです。

「簡単すぎる」と感じた人は、独学が進んでいてレベルが高い証拠。
その場合でも、体系的に学びなおす価値や、スカウト型の就活支援を受けられる点は意味があります。

「難しすぎる」と感じた人は、疑問点を自分で解決しようと、先生に質問しなかったのかもしれません。分からないことを個別でも気軽に聞けることには意味があります。
ただ、高校までにプログラミング教育が広がる中、今後はこのギャップも減るのではないでしょうか。

このように、
「簡単すぎる」「難しすぎる」には、個人差があると覚えておいてください。

■まとめ

「意味ない」は、誰かの体験や偏った情報が一人歩きしている場合もあります。
大切なのは、“あなたにとって”意味があるかどうか。

  • 就職でITの大手企業を希望する → 大学の情報系を検討してください
  • 現場で使う技術や資格取得を重視したい → 専門学校は有力な選択肢
  • 独学である程度知識がある → 専門学校で学びを深める&就活サポートを活用することができます

このように、それぞれの立場の違いで、選び方は違ってきます。

IT専門学校は、意味がある人にはしっかり意味があります。

ちょっと聞いた話だけで判断せず、自分の目的と照らして考えてみてください。

専門学校は都道府県の認可校です