行ってはいけない専門学校の特徴ランキング

進路選びで「専門学校どうなんだろう」と調べると、キレイな情報ばかりが出てきます。でも実際に通った人の声を集めると、入学前には見えなかった危険なサインが共通して出てきます。

この記事では、分野をまたいで見えてきた特徴をランキング形式で整理しました。入学手続きをする前に、ぜひ一読ください。

※特定の学校名ではなく、複数の相談・体験をもとに構成したパターンです

行ってはいけない専門学校の特徴ランキング TOP9

1位
資格・就職の実績を数字で示さない

「多数の卒業生が活躍中」「業界への就職率好評」――これは何も言っていないのと同じです。

誠実な学校は、合格率・就職率・進路先企業名などを具体的な数字で出します。「開示できない」のではなく「出せる数字がない」ケースを疑ってください。

💬 20代女性の声

「就職率98%という言葉に惹かれて進学を決めたけれど、実際の就職先の内訳を後から調べたら、正社員と契約社員・アルバイトが混在していた。最初から内訳を数字で確認すべきだった」

2位
就職・資格実績が「グループ校合算」になっている

ビジネス・資格系(公務員・宅建・FP・法務など)の専門学校に多いパターンです。パンフレットの実績数字が「グループ全体」のものだと、自分が通う校舎の実態とかけ離れていることがあります。

確認すべきは「この校舎だけの、直近3年の実績」です。

💬 20代男性の声

「宅建の合格率が高いと聞いて入学した。でも後で気づいたら、その数字はグループ校すべて合算の数字だった。自分の校舎だけの合格率は全然違う数字で、正直がっかりした」

3位
初回相談で奨学金の話から始まる

学びの内容・カリキュラム・資格の話より先に「奨学金でまかなえますよ」と費用の話をしてくる担当者がいる学校は要注意です。

費用の話は大切ですが、それは学校の中身に納得してからです。

💬 保護者の声

「娘が初めて相談に行ったその日に『奨学金でこれだけ借りればいい』と具体的な金額を提示された。学校の内容の話はほとんどなかったと聞いて不安になった」

4位
退学者数を聞くとはぐらかされる

退学者ゼロの専門学校はありません。「ほとんどいません」「あまり気にしなくていいですよ」と答える担当者がいたら、それ自体がサインです。

誠実な学校は、退学者がいることを認めた上で「こういうフォローをしています」と具体的に説明できます。

💬 19歳男性の声

「入学したら想像以上に辞める人が多くて驚いた。オープンキャンパスのときに聞いておけばよかったと後悔している」

5位
オープンキャンパスの在校生の言葉が揃いすぎている

在校生との対話コーナーで、どの学生に聞いても同じようなポジティブな答えが返ってくる場合、台本が用意されている可能性があります。

「授業で困ったことは?」「やめたいと思ったことは?」など、想定外の質問を投げてみてください。本音が見えやすくなります。

6位
1年間の時間割を見せてもらえない

専門学校のカリキュラムは学校側・外部講師のスケジュールで決まるため、1年分の時間割が存在するはずです。「まだ決まっていない」「概要しか出せない」という場合、カリキュラム設計が甘いか、講師の確保が不安定な可能性があります。

💬 20代女性の声

「入学してみたら、予定されていた外部講師の授業がほとんどなくなっていた。理由もあまり説明されなかった」

7位
他校・大学を必要以上に悪く言う

他校との比較は自然ですが、「あそこはやめた方がいい」「大学に行っても意味がない」など、他を落とすことで自校をよく見せようとする担当者がいる学校は注意です。

自信のある学校は、自分の強みだけで語れます。

8位
訪問したその日に合否を出される

選考のプロセスがほぼ形式化しているサインです。学ぶ意欲や適性を確認しない学校は、入学後の個別サポートも期待しにくい傾向があります。

「入りやすい学校」と「卒業後に力がつく学校」は別物です。

9位
卒業生・在校生と話す機会がない

「見せられないもの」がある可能性があります。優良校ほど在校生との対話コーナーを充実させ、卒業生の声を積極的に出しています。

「話す機会はありますか?」と一言聞いてみるだけで、学校の姿勢が見えてきます。

分野別・特に注意したいポイントの例

🖥 IT・ゲーム・CG系

「産学連携」と書いてあっても、企業が授業に実際に関わっているかは別問題。受託制作・インターン実績など本物のつながりがあるかを確認してください。

✂ 美容系

「学生同士がモデル」は業界標準です。重要なのは実習の段階設計。学内→外部モデル募集→サロン現場、という段階的な実践機会が組み込まれているかを確認してください。

🏥 医療・福祉・リハビリ系

国家試験の合格率は「受験者ベース」ではなく「入学者ベース」で確認を。受験者だけで計算すると高く見える学校でも、退学・留年が多い実態が隠れることがあります。

🎨 アニメ・マンガ・イラスト系

卒業後に業界就職できた割合を数字で確認することが特に重要。「作家・クリエイターとして活躍」の定義が曖昧な学校に注意してください。

🍳 調理・製菓系

食材費・道具代が別途かかるかどうか、現場実習の比率を確認を。教室内の模擬実習だけで終わる学校と、実店舗・現場で学べる学校では習熟度が大きく異なります。

✈ ホテル・観光・エアライン系

実際の就職先の職種・雇用形態(正社員か契約社員か)を具体的な数字で確認することが大切です。

自分で使える「5つの質問」

オープンキャンパスや個別相談でそのまま使える質問です。

  1. 「2年前の入学者数と、今年の卒業者数を教えてもらえますか?」(退学率の確認)
  2. 「この校舎だけの、直近3年の就職・資格実績を見せてもらえますか?」
  3. 「1年間の時間割の全体像を見せてもらえますか?」
  4. 「授業についていけない場合、どんなサポートがありますか?具体的に教えてください」
  5. 「在校生の方と少し話す時間をいただけますか?」
回答がスムーズで具体的な学校ほど、日常が整っています。「確認します」「概ねそういう感じです」といった曖昧な答えが続く場合は、再考をおすすめします。

まとめ|好印象は大事、でも正直さはもっと大事

「行ってはいけない学校」に共通するのは、情報を出し渋ることと、感情に訴えて判断を急がせることの2点です。

逆に言えば、具体的な数字を出し、不都合な情報も正直に話してくれる学校は、それだけで信頼に値します。

学校選びは「好印象かどうか」だけではなく、「質問に正直に答えてくれるかどうか」で判断してください。

失敗しない学校選びは、質問する勇気から始まります。