そもそもFラン大学、ボーダーフリー大学とは何かを整理しておきます
どちらの呼称も大手予備校が使用したのが始まりのようです
Fランク大学・ボーダーフリー大学とは
「Fランク大学」と「ボーダーフリー大学」は、どちらも学力的な入学ハードルが非常に低い大学を指す言葉ですが、厳密には少しニュアンスが異なります
それぞれの意味と違いを整理してみましょう
Fランク大学(Fラン大学)
・明確な定義はありませんが、一般的にボーダーフリー大学を含む、偏差値が低い、学生が集まらない、入学しやすい大学を指す俗称です
・中退率が高い、定員割れを起こしているなどの特徴を持つ大学を指す場合もあります
・「入試はありますが、実質的に落ちる人がほとんどいない大学」です

ボーダーフリー大学(BF大学)
・偏差値が35未満の大学や、受験者数が極端に少なく合格者の偏差値が算出できない大学を指します
・合格に必要な学力(ボーダーライン)を示すことが難しい、つまり事実上の全入に近い状態の大学を意味します
・「定員割れで、入りたい人がいれば、誰でも入れる状態にある大学」です

区分のため表にしましたが両者は重なっている場合も多いです
※Fランク大学=ボーダーフリー大学である場合も多い
| 項目 | Fランク大学 | ボーダーフリー大学 |
| 基準 | 偏差値ベース | 模試・合格判定ベース |
| 偏差値 | 35未満が多い | 判定不能(データ不足) |
| イメージ | 偏差値が最下層の大学 | 受験者が少なすぎる大学 |
| 入試難易度 | ほぼ誰でも受かる | ほぼ誰でも受かる(定員割れ含む) |
| 大学の課題 | 学力レベルの低さ | 志願者の少なさ(人気の無さ) |
ここからが本題です
Fランク大学・ボーダーフリー大学の退学率
Fラン大学、BF大学と呼ばれる偏差値が非常に低い、または入試の難易度がほとんどない大学では、退学率が高い傾向があるのは事実です
以下のような背景が関係しています
1. 学力と学習意欲のミスマッチ
入学時の学力が十分でない場合、大学の授業についていけず、単位が取れなくなり、最終的に退学につながるケースがあります
学力試験を課さない、または低い基準で入学できる大学では、学生の学力レベルや学習意欲にばらつきが出やすいと考えられます
2. 目的意識の欠如
目的意識が低いまま入学した場合、授業へのモチベーションを維持することが難しく、中退につながる可能性があります
「とりあえず大学に行く」学生が多く、将来の目標や学びたいことが明確でないため、モチベーションを維持できずに辞めてしまうことがあります
きっかけとして増えているのが「大学の指定校推薦」などです
3.学習意欲の低下
授業内容への興味が持てない、または授業のレベルが合わないなどの理由で学習意欲が低下し、結果として中退につながることもあります
特に私立大学、文系学部で多いようです
4. 大学側のサポート不足
高校時代と異なり、大学は個人主義の色が強く、学生1人ひとりに対するケアは希薄です
また、学力のばらつきが大きい学生を対象にしたフォロー体制が十分でない大学もあり、孤立感や不安感が退学につながることもあるようです
5. 経済的な理由
学費を払い続けるのが困難になり、退学を選ぶケースも一定数あります
特に私立大学が多いようです
6. 方針転換
在学中に将来への不安を感じ、専門学校への再入学や就職活動に切り替えるために中退する学生もいます

ご参考として大学と専門学校の違いを、1つご紹介します
授業スタイルの違い
| 授業の違い―比較ポイント | 大学 | 専門学校 |
| 授業形態 | 講義中心。大教室での座学が多く、学生の自主性に任されます | 座学もありますが実習が多い。少人数でのグループワークや実技のウエイトが高い |
| 教員との距離 | 基本的に学生が自分から質問・相談しない限り関わりは薄いです | クラス担任制が多く、教師が学生の学習状況を日常的に把握(先生との距離が近い理由のひとつ) |
| 学び方(自主性の求められ方) | 履修登録から学習計画まで自分で管理。単位を落としても自己責任です | カリキュラムが固定されており、指導のもとで学ぶことが多い |
退学率が20%以上になるケースも
文部科学省のデータなどでは、私立大学の中でも偏差値が低い大学は、退学率が20%以上になるケースも指摘されています
これは全国平均の大学中退率(おおよそ8%)と比較しても高い数字です
おおよそのイメージとして
・偏差値60以上の大学の中退率:約5~7%
・偏差値39以下の大学の中退率:約15~20%

入学しやすさ=卒業しやすさではない
「Fランク大学」「ボーダーフリー大学」と言われる入学のしやすい大学が必ずしも卒業しやすい大学ではありません
これは、高校生も保護者も十分に理解してください

将来の進路を考える上で
・学びたい内容であるか?
・卒業後の進路がイメージできるか?
・自分の学習スタイルに合っているか?
こうした点をしっかり考えた上で進学先を選ぶことが、退学リスクを下げるカギになります
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