この記事は、大学を辞めた後の「次」を考えるための記事です
大学を辞めた。
これからどうするか、まだ決まっていない。
「とりあえず就職しよう」と考えている人もいるでしょう。
「大学中退 就職」と検索すると、関連して
- 大学中退 就職 厳しい
- 大学中退 就職 できない
- 大学中退 就職先
- 大学中退 就職エージェント
などを調べる人もいます。
では、実際に就職活動を始めたら、何をするのでしょうか。
求人を探すだけではありません。
ハローワークや就職エージェントなどに相談しながら、自分のこれまでの経験や、これから希望する仕事について整理していく方法もあります。
例えば、
これまでの経歴や大学を辞めた理由、希望する仕事、資格や経験などについて、自分なりに整理していく
といったことです。
そこで初めて、
「自分は、就職するときに何を話せるんだろう?」
と考えるかもしれません。
この記事では、大学中退後の就職を「厳しい」「大丈夫」と単純に決めつけるのではなく、就職活動を一つのきっかけにして、
今の自分には何があるのか。
これから何を増やせるのか。
を考えてみます。
- すぐに就職する
- アルバイトから始める
- 資格を取る
- 独学する
- 職業訓練を利用する
- 専門学校で学ぶ
選択肢は一つではありません
大学を辞める人は、年間5万人を超えている
大学中退は、決して珍しいことではありません。
文部科学省の最新調査によると、2024年度に大学を中退した学生は50,516人。大学生に占める割合は2.00%でした。
また、大学の休学者は68,239人、休学率は2.70%です。
出典:文部科学省「令和6年度学生の中途退学者・休学者数等に関する調査結果」
中退する理由も一つではありません。
文部科学省の調査では、
- 転学・進路変更等
- 学生生活不適応・修学意欲低下
- 就職・起業等
- 経済的困窮
- 学力不振
など、さまざまな理由が挙げられています。
大学が合わなかった人もいます。
やりたいことが変わった人もいます。
別の進路を選んだ人もいます。
そして、中退した後に何をするかも人それぞれです。
「大学を辞めた。では、この先どうする?」
を改めて考えることが大切になります。
「とりあえず就職する」から始めてもいい
大学を辞めた後、
「まずは働こう」
と考えるのは、もちろん一つの方法です。
- 求人サイトで仕事を探す
- ハローワークに相談する
- 就職エージェントを利用する
- アルバイトをしながら仕事を探す
就職支援にはさまざまな方法があります
例えば、ハローワークでは、求人紹介だけでなく、職業相談や応募書類、面接についての支援なども行っています。
また、若者向けの就職支援では、仕事の探し方そのものから相談できる仕組みもあります。
大学中退者を対象とした就職支援サービスでも、「就職活動の進め方が分からない」という相談が実際に多いことが紹介されています。
大学中退者を対象とした就職支援サービスでも、「就職活動の進め方が分からない」という相談はあります。
実際に、大学中退者向けの就職支援では、「就職活動の進め方がわからない」「やりたい仕事、自分に合った仕事がわからない」といった悩みが紹介されています。
つまり、
「就職活動のやり方がよく分からない」
という状態から始めても、特別なことではありません。
でも、「何の仕事がしたい?」と聞かれたら
就職活動を始めると、考えることがあります。
「どんな仕事がしたいですか?」
「正社員になりたい」
なら、答えられる。
「安定した仕事がいい」
という希望もある。
でも、
「具体的には、どんな仕事ですか?」
と聞かれると、
- 「分からない」
- 「特に決まっていない」
- 「自分に何が向いているのか分からない」
となることもあるでしょう。
大学中退者向けの就職支援の現場でも、志望する業界や職種がまだ固まっていない人はいます。
最初から「やりたい仕事」が明確でなければいけないわけではありません。
むしろ、
「まだ分からないから、これから探す」
でもいいのです。
- 人と話す仕事は嫌いではない
- パソコンを使う仕事のほうがいい
- デスクワークのほうが向いていそう
- 営業は自信がないけれど、事務なら考えてみたい
- アルバイトで接客をしてみたら、意外と苦ではなかった
そんな漠然とした感覚から、自分に合いそうな仕事を探していくこともできます。
「なぜ大学を辞めた?」にも、自分なりの答えを
就職活動では、中退した理由について説明する場面もあります。
- 大学が合わなかった
- 思っていた大学生活と違った
- 勉強についていけなかった
- やりたいことが変わった。
- 別の道に進みたくなった
- 経済的な事情があった
- 理由は人によって違います
ここで大切なのは、立派な理由を作ることではありません。
「なぜ大学を辞めたのか」を、自分なりに整理しておくことです。
そして、もう一つ考えておきたいのが、
「その後、どうしようと思っているのか?」
ということです。
中退した理由そのものは変えられません。
でも、その後どうするかは、これから考えることができます。
「資格は?」「経験は?」と考えると、自分の現在地が見えてくる
就職活動では、
「資格はありますか?」
「これまでどんな経験をしましたか?」
「大学では何を学びましたか?」
といったことを整理する場面もあります。
ここで、
「特にありません」
となる人もいるでしょう。
でも、本当に何もないとは限りません。
- アルバイト
- 部活動
- サークル
- 趣味
- PCを使った経験
- 大学で学んだこと
- 人と接する経験
自分では「仕事には関係ない」と思っていた経験が、仕事を考える材料になることもあります。
まずは、
「自分には何があるのか」
を整理してみる。
そのうえで、
「希望する仕事について、自分は何を話せるのか」
を考えてみる。
ここから、次の問題が見えてきます。
「正社員で、希望する仕事に就きたい」――では、何を話せる?
一度、就職エージェントなどに相談する場面を想像してみてください。
ここまで考えて、仮にあなたが
「正社員で、○○の仕事がしたいです」
と言えるようになったとします。
すると、就職エージェントとの話も、もう一歩先に進みます。
例えば、
「その仕事に興味を持ったきっかけは?」
「これまでに、アルバイトでその仕事に関連する経験はありますか?」
「資格や勉強したことはありますか?」
といったことを聞かれるかもしれません。
そして、ここで考えてみたいのが、
「その仕事について、自分は何を話せるだろう?」
ということです。
「何を一つ増やせばいい?」
「○○の仕事に興味があります」
と話せるようになった。
でも、その仕事について、
「なぜ興味があるのですか?」
「何か経験したことはありますか?」
「仕事に必要な知識を持っていますか?」
と聞かれたら、まだ答えられない。
そんなとき、
「では、何を一つ増やせば、この仕事についてもう少し話せるだろう?」
と考えてみる。
それは資格かもしれません。
アルバイトなどの経験かもしれません。
独学で身につけた知識かもしれません。
職業訓練かもしれません。
そして、専門学校で体系的に学ぶことかもしれません。
「何を一つ増やすか」は、人によって違います。
大切なのは、大学中退という過去だけを見るのではなく、これから就職活動で何を話せるようにするかを考えてみることです。
「学校で学ぶ」という方法もある
ここまで考えて、
- 「一人で勉強するより、教えてもらったほうがいい」
- 「仕事に必要な知識を基礎から身につけたい」
- 「資格取得を目指したい」
- 「実習を経験してから就職したい」
と思う人もいるでしょう。
その場合は、学校で学ぶことも一つの方法です。
その中には、仕事に必要な知識や技術を専門的に学ぶ専門学校もあります。
ただし、
「大学を辞めたから、専門学校へ行く」と考える必要はありません
- 「自分が目指したい仕事には何が必要なのか」
- 「それを身につけるには、どの方法が自分に合っているのか」
その結果として、「専門学校で学ぶのが自分には合っている」という人もいる、ということです。
専門学校では、仕事に必要な知識や技術を学び、資格取得や就職につなげていくことができます。
また、担任や就職担当者などが学生をサポートする体制が整っています。
専門学校の就職支援については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
👉関連記事→ 就職に強い専門学校|就職率ほぼ100%を支えている仕組み
大学中退後に専門学校へ進む場合については、こちらの記事も参考になります。
👉関連記事→ 大学中退から専門学校|中退でも新卒扱いで就活できる?
よくある質問
Q.大学を中退しても就職できますか?
はい。大学中退後に就職することは可能です。希望する仕事や条件によっては、就職活動に工夫が必要になる場合もあります。
求人サイトだけでなく、ハローワークや就職エージェントなど、就職支援を利用する方法もあります。
ただし、「就職できるか」だけでなく、どんな仕事を希望するのか、その仕事について自分は何を話せるのかも考えておくと、その後の進路を考えやすくなります。
Q.大学中退でも就職エージェントを利用できますか?
はい。大学中退者を対象とした就職支援サービスがあります。
サービスによって対象年齢や支援内容などが異なるため、利用する際には確認しましょう。
就職エージェントでは、これまでの経歴や大学を中退した理由、希望する仕事、資格や経験などについて相談しながら、就職活動を進めていくことができます。
Q.やりたい仕事が決まっていません。就職活動できますか?
できます。
最初から一つの職種に決める必要はありません。
「人と話す仕事は嫌いではない」「デスクワークのほうが向いていそう」など、自分の得意・不得意や興味のあることから、仕事を少しずつ絞っていく方法もあります。
ただし、何も考えずに仕事を選ぶのではなく、「どんな仕事内容ならできそうか」「何を大切にして働きたいか」などを整理しておくとよいでしょう。
Q. 就職エージェントでは、何を話せばいいですか?
就職エージェントでは、これまでの経歴、大学を中退した理由、希望する仕事、資格や経験などについて話すことになります。
最初から「やりたい仕事」が明確でなくても問題ありません。相談しながら、自分の希望や経験を整理していくこともできます。
大切なのは、「自分には何があるか」「希望する仕事について何を話せるか」を整理しておくことです。
Q.大学中退後、専門学校へ進むのはありですか?
選択肢の一つです。
ただし、「大学を辞めたから専門学校」という順番で考える必要はありません。
まず、
「自分が目指したい仕事には何が必要なのか」
を考え、そのうえで、
「それを身につけるには、どの方法が自分に合っているのか」
を考えてみましょう。
その方法として専門学校が合っている場合は、進学を検討することができます。






















