専門学校から大学編入の条件・難易度・費用|3つの疑問をまとめて解決

大学編入を考えるとき、「本当にできるの?」「難しくない?」「費用はどのくらいかかる?」という3つの疑問が出てきます。

この記事では、専門学校からの大学編入について、条件・難易度・費用に分けて整理します。

条件|編入できる人とできない人

専門学校から大学に編入するには、文部科学省が定める条件を満たす必要があります。

必要な条件はシンプルです

修業年限2年以上の専門課程を修了し、62単位以上を取得していること。これを満たすと「専門士」の称号が与えられ、大学の3年次(または2年次)への編入学資格が生まれます。

ただし、注意点が2つあります。

1つ目は認可校かどうか。都道府県の認可を受けた専門学校であることが前提です。無認可のスクールや講座では編入資格が得られません。

2つ目は「どの専門学校でも編入できるわけではない」ということ。条件を満たしていても、実際に編入できるかどうかは専門学校と大学の両方の体制によります。編入実績があり、対策カリキュラムが整っている専門学校を選ぶことが、合格への近道です。


難易度|実際のところ、難しいのか?

結論からいうと、一般入試よりも戦いやすい試験。つまり入学しやすい試験です

大学の編入試験は多くの場合「英語・小論文・面接」の3科目で受験できます。一般入試のように数学・理科・社会を網羅する必要がなく、英語が得意な人には圧倒的に有利な構造です。

また一般入試に比べて受験者数が少ないため、倍率が低い傾向があります。

ただし、難易度は学校選びで大きく変わります。編入実績が豊富で、英語・小論文・面接対策まで一貫して指導できる専門学校では合格者が継続的に出ています。実績のない学校に通いながら独力で対策するのとでは、結果が大きく異なります。

現時点で編入実績が最も豊富なのは英語専門学校です。語学専門学校の中には「大学編入コース」「大学編入専攻」を設け、英語力の養成から受験対策まで専門のカリキュラムを持つ学校があります。一般入試では届かなかった国公立大学や有名私立大学への合格実績が出ているのも、こうした学校です。


費用|専門学校2年+大学2年のトータルコスト

費用は、専門学校の2年間と、編入後の大学2年間を合わせて考える必要があります。

専門学校の学費は学校・分野によって異なりますが、語学系専門学校の場合、2年間でおおむね280万円程度が目安です。(各校の公式サイトでご確認ください)

編入後の大学学費は、国公立であれば2年間で約110万円、私立であれば学部によって異なりますが200万〜300万円程度が一般的です。(各校の公式サイトでご確認ください)

※どの大学に編入するかによって差がありますが
語学系専門学校から私立大学の3年生に編入すると仮定して、私立大学4年間と比較するとおおよそ50~70万円程度は高くなるのが一般的です。

「修学支援新制度」や「学費分納」も確認を

世帯収入に応じて学費支援の得られる制度です。専門学校在学中に給付型奨学金と授業料の免除・減額を受けられる修学支援新制度が利用できます。また多くの専門学校で学費の分納制度も設けられています。

支援制度を活用すれば、4年間大学に通うよりもトータルコストが抑えられるケースもあります。詳しくは進学先の専門学校に確認してみてください。

修学支援新制度について詳しくは→ こちら


2026年度以降|単位制移行で何が変わる?

2026年4月から、専門学校の履修制度が単位制に移行します。これにより、専門学校での学びが大学の単位として認定されやすくなる方向性が示されています。

ただし現時点では、どの大学がどの範囲で単位を認定するかは各大学の判断に委ねられており、具体的な運用はまだ整備中です。「編入しやすくなる追い風」として捉えつつ、最新情報は各専門学校・大学に確認することをおすすめします。


まとめ|最初の学校選びが、編入の成否を決める

専門学校からの大学編入は、条件を満たせば誰でも挑戦できる制度です。試験は英語中心で、一般入試より科目数が少なく戦いやすい。費用も支援制度を活用すれば抑えられます。

ただし、編入を実現できるかどうかは最初にどの専門学校を選ぶかにかかっています。編入実績・対策カリキュラムが充実した学校を選ぶことが、もっとも確実な近道です。

👉編入実績のある専門学校は→ こちら

👉英語専門学校からの大学編入について詳しくは→ こちら