1. ITの仕事はAIでなくなる?
なくなる仕事もあります。ただ、ITの仕事そのものが消えるわけではありません。AIが広がるほど、システムを安全に動かし続ける仕事が求められる場面は増えています。
2. 守る仕事と、つなぐ仕事
守る仕事は、ウイルスや不正アクセスから、企業や利用者のデータを守る仕事です。弱点を調べ、通信を見守り、問題が起きたら復旧して再発を防ぎます。
つなぐ仕事は、ネットワークの仕事です。AIもクラウドも社内システムも、通信でつながって動いています。
AIの利用が広がると、守る範囲もつなぐ範囲も広がります。
公的機関の発表でも
2025年に社会的な影響が大きかった、組織向け脅威の1位は「ランサム攻撃による被害」。3位には「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が初めて入りました。
(出典:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2026」、2026年1月発表)
3. 何を学び、どんなやりがいがあるのか
求められる力は、大きく3つです。
- ネットワークの基礎:データがどう流れるかを知る
- 弱点を見つける目:どこが危ないかを考える力
- 学び続ける姿勢:攻撃の手口は変わり続けます
弱点を見つけて終わりではありません。伝えて、直すところまでが仕事です。2026年10月には、事前に課題が指摘されていたにもかかわらず、対応が間に合わず被害につながったと報じられた事例もあります。
セキュリティの仕事の範囲は、弱点の診断、ネットワークの監視、事故後の対応と再発防止が主な業務です。
この仕事の特徴は、何も起きないことが成果になることです。目立ちにくい分、組織の安心を支える役割です。
4. 学べる学校の見方
学校を選ぶときは、次の3点を確認してください。
- ネットワークの基礎から学べるか
- 演習の内容と設備
- 卒業生の就職先
体験イベントで実際に触れると、違いが分かります。
よくある質問
Q. 未経験でも目指せますか?
A. 学校によって異なりますが、ほとんどの学校で未経験から目指すことができます。基礎から学べるか、説明会やオープンキャンパスで確認すると安心です
Q. AIが進むと、セキュリティの仕事もなくなりませんか?
AIが担う作業は増えます。一方で、何を守るかを決め、結果を判断し、対応する人は引き続き必要です。











